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平成21年教育民生委員会( 3月17日)

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  1. 亀山市議会 2009-03-17
    平成21年教育民生委員会( 3月17日)


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    平成21年教育民生委員会( 3月17日)              教育民生委員会会議録   1 開催日時 平成21年3月17日(火) 午前10時00分~午後4時2分 2 開催場所 第1委員会室 3 出席者  委員長   宮 崎 勝 郎        副委員長  岡 本 公 秀        委員    片 岡 武 男  池 田 依 子  大 井 捷 夫              葛 西   豊  櫻 井 清 蔵        議長    小 坂 直 親        副議長   松 上   孝 4 欠席委員 なし 5 理事者  市長      櫻 井 義 之  副市長      小 坂 勝 宏        保健福祉部長  広 森   繁  医療センター事務局長                                  伊 藤 誠 一        地域福祉室長  岩 﨑 吉 孝  子ども総合支援室長                                  志 村 浩 二        高齢・障害支援室長        健康推進室長   松 尾 みち子                田 中 一 正        教育委員会委員長         教育長      伊 東 靖 男                宮 﨑 洋 子
           教育次長    水 野 義 弘  教育総務室長   広 森 洋 子        学校教育室長  井 上 恭 司  生涯学習室長   服 部   裕        スポーツ振興室長         まちなみ・文化財室長                谷 口 邦 則           嶋 村 明 彦        図書館長    安 藤 利 幸  歴史博物館長   亀 山   隆 6 事務局  西 川 省 三 臼 井 尚 美  松 村   大  渡 辺 靖 文        原   千 里 7 傍聴者  (一般)なし        (議員)    福 沢 美由紀  森   美和子  鈴 木 達 夫                伊 藤 彦太郎  前 田 耕 一  宮 村 和 典                水 野 雪 男  森   淳之祐 8 案件  ① 付託議案審査           議案第21号 亀山市立医療センター使用料及び手数料条例の一部                  改正について           議案第22号 平成20年度亀山市一般会計補正予算(第7号)に                  ついての内                  第1条 第2項「第1表 歳入歳出予算補正」中                  歳出 第3款 民生費                  ただし、                     第1項 社会福祉費                      第1目 社会福祉総務費                       第13節 委託料                       第19節 負担金、補助及び交付金の内                        広域連合運営費                       第28節 繰出金                      第2目 障害者福祉費                       第20節 扶助費の内                        福祉医療費助成事業                      第3目 老人福祉費                       第13節 委託料の内                        高齢者人間ドック・脳ドック事業                     第2項 児童福祉費                      第2目 児童措置費                       第20節 扶助費の内                        給付事業                                      を除く                    第4款 衛生費                     第1項 保健衛生費                      第1目 保健衛生総務費                      第2目 予防費                    第10款 教育費                  第2条「第2表 繰越明許費補正」中                   2 追加                    第3款 民生費                  第3条「第3表 債務負担行為補正」中                   1 変更                    特定健診等管理システム保守料                    文化会館指定管理料                    運動施設等指定管理料 9 経過  次のとおり               午前10時00分  開 会 ○宮崎勝郎委員長  それじゃあ、おはようございます。  本会議に続きまして、ただいまより教育民生委員会を開会いたします。  陽気が非常によくなってまいりましたが、しかし、黄砂とか花粉とかで難儀されてみえる方、私も含めまして難儀している状態でございます。  きょうは議案の審議をお願いするとともに、また資料も提出されておりますので、よろしくお願いしたいと思います。時間は一応できるだけ、私は3時ごろと思っていますので、ひとつ簡潔に議事の進行をお願いしたいと思います。  それじゃあ、審査の前に、市長さんに出席していただいておりますので、あいさつをお願いいたします。 ○櫻井市長  皆さん、おはようございます。  大変すばらしい、いいお天気でございます。春の訪れを告げますネコヤナギが市内でも咲いたということで、きょうも新聞報道でもございましたが、三寒四温、本格的な春の到来を待ちわびたい、そんなこのごろでございます。  きょうは、教育民生委員の皆様方には大変お世話をおかけいたしますが、いずれにいたしましても新年度に向けて力強くスタートさせていただきますよう、そして、議案並びに懸案の所管の課題等々、きょうはよろしくご審議を賜りますよう心からお願いを申し上げ、意を尽くしませんが、一言ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○宮崎勝郎委員長  ありがとうございました。  今から進めますが、発言時には必ずマイクスイッチの入力をお願いしたいと思います。  それでは、直ちに11日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査を行います。  それでは、理事者の方に議案の説明を求めます。  伊藤医療センター事務局長。 ○伊藤医療センター事務局長  議案第21号亀山市立医療センター使用料及び手数料条例の一部改正についてご説明を申し上げます。  手数料条例の中で、入院患者の中には、退院後、居宅において介護が必要な患者がお見えになり、訪問介護を実施しております。これまで医療保険の対応でできる範囲で実施しておりましたが、介護保険の適用を受ける患者につきましては介護保険が優先され、介護保険による報酬請求をすることとなるため、手数料条例第2条に根拠となる介護保険法を明記するものでございます。さらに、これまで健康保険法等の法律を受けて定められている厚生労働省告示を手数料の根拠としておりましたが、法律改正等で迅速かつ的確に対応するため、法令の定めることとするよう条文を整備する改正を行うものでございます。以上でございます。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  おはようございます。  それでは、議案第22号平成20年度亀山市一般会計補正予算(第7号)についてのうち、私ども保健福祉部所管の歳出補正予算の主なものについてご説明を申し上げます。  なお、今回の補正予算は、各事業におきまして決算額を見込み計上いたしておりますので、減額補正が多くなっているところでございます。  補正予算書の4ページをお開きいただきたいと存じます。  第2表、繰越明許費補正、2追加の第3款民生費、第1項社会福祉費の障害者福祉計画策定事業130万円及び高齢者保健福祉計画策定事業189万円は、それぞれ策定委員会等で計画案を策定いただき、現在、パブリックコメントを実施しておりまして、年度末までに策定する予定でございますが、その成果品の印刷が年度内に完了しないために、やむを得ず繰り越しをするものでございます。  また、その下の第2項児童福祉費、保育所耐震化事業945万4,000円につきましては、現在、第二愛護園の耐震化工事のため使用しております旧裁判所跡地の仮園舎につきまして、耐震工事が今月末までかかることから、仮園舎の撤去が年度内に終わらないため、繰り越しをしようとするものでございます。  次に、5ページの第3表、債務負担行為補正中、中ごろにございます特定健診等管理システム保守料につきましては、契約額の差金を減額するものでございます。  次に、少し飛びまして、38、39ページをお開きいただきたいと存じます。  第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、説明欄、上段の方に高齢者・障害者タクシー料金助成事業の653万円の減額でございます。これにつきましては、タクシー券の交付人数は増加をしておりますが、本年度から1回の利用で3回まで利用できるように見直しをしたため、その利用率を85%と見込みまして当初予算化を行ったところでございます。実績を見ますと、85%が56%程度になるものと見込まれますことから、減額をいたすものでございます。  次に、その下の地域介護・福祉空間整備事業580万5,000円の増額補正につきましては、消防法の改正で一定規模以上のグループホームにスプリンクラー設備の設置が義務づけられたことから、本年1月に国の交付金の追加協議があったため、市内の該当施設に確認をしたところ、市内川崎町にありますグループホーム亀山より要望がありましたので、その整備に関し交付金を交付しようとするものでございます。なお、財源につきましては、左側の財源内訳欄がございますが、その中のとおりでございまして、同額の国庫支出金を財源といたしております。  その下の特別養護老人ホーム施設整備事業補助金168万5,000円の減額は、安全の里の冷暖房施設の改修に対する補助金で、工事完了により額が確定しましたので、減額するものでございます。  また、その下の地域団体支援事業18万6,000円は、2団体から社会福祉事業への寄附金をいただきましたので、社会福祉協議会に補助金を交付しようとするものでございます。  次に、40、41ページ以降の補正予算につきましては、各事業の契約額や執行予定額などによります決算額を見込み、それぞれ減額補正といたしておりますが、44、45ページをお開きいただきたいと存じます。  第2項の児童福祉費、第1目児童福祉総務費、説明欄上段の児童扶養手当給付費734万7,000円の減額につきましては、当初予算で給付対象世帯の増加を見込みまして1億1,010万円を見込み計上いたしたところでございますが、20年度決算見込み額が19年度決算額とほぼ同額となることが見込まれましたので、その不用となる額を減額補正するものでございます。  次に、46、47ページをお開きください。  第3目保育所費、説明欄中ごろの耐震化事業600万1,000円の減額につきましては、加太保育園及び第二愛護園での耐震工事費の執行残を計上いたしたものでございます。なお、耐震補強を必要とする保育所の耐震化事業は、本年度をもってすべて完了をいたしました。  次に、48、49ページをお開きいただきたいと思います。  第4款衛生費、第1目保健衛生総務費、説明欄の中ごろにございます水痘及びおたふくかぜ予防接種費助成事業489万円の減額は、本年度から新規事業として、地域での発症や流行を予防するため、就学前の接種児童を対象にそれぞれ3,000円を助成するものですが、当初予算に接種率50%、2,700人という形で見込み計上いたしましたが、現在までの実績により見込みますと1,070人程度になることから、助成金を減額するものでございます。減額となった主な理由につきましては、予想以上に既に罹患をされている児童がいたことや、新規事業ということで、実績がなく、最大限の予算を計上したことによるものと考えております。  次に、一つ飛んで下の特定健康診査事業につきましては、従来の基本健康診査にかわる事業として、国民健康保険の被保険者を対象として本年度より執行委任を受け新たに始まった事業でございます。補正予算として2,173万5,000円の減額を計上しておりますが、当初予算に国の参酌基準により計画しました実施率目標値40%で計上いたしましたが、新たな事業ということもあり実績がつかめなかったこと、また、個人負担が必要となったことや健診の実施期間が短かったことなどから実施目標値に達しなかったため、減額するものでございます。なお、健診実施率につきましては、2月20日現在で25.5%となっております。  以上、保健福祉部所管の歳出補正予算の主なものについてご説明を申し上げました。よろしくご審議賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  おはようございます。  それでは、亀山市一般会計補正予算(第7号)のうち、教育委員会所管分の主なものについてご説明させていただきます。  まず、今回の補正でございますが、主として工事等の入札差金及び実績見込みによる執行残を減額するものでございます。  それでは、5ページをお開き願います。  第3表、債務負担行為補正でございますが、文化会館指定管理料及び運動施設等指定管理料の変更でございますが、いずれも契約額確定による変更でございます。  次に歳出ですが、72、73ページをお開き願います。  第2項小学校費、第1目学校管理費、説明欄上段の臨時雇賃金630万円の減額は、主として、正規の給食調理員退職に伴う補充を嘱託職員2名で賄う予定としておりましたが、正規職員配置により不用となったものでございます。備品購入費450万円の減額でございますが、これは複写機購入の入札差金であります。施設整備費794万4,000円の減額、トイレ改修事業1,961万6,000円の減額及び川崎小学校施設改修事業1,209万5,000円の減額でございますが、いずれも入札差金を減額するものでございます。  次に、75ページ、第3項中学校費、第1目学校管理費、説明欄上段の一般管理費のうち競技大会派遣旅費補助金100万円の減額ですが、これは全国大会等への出場が少なかったためでございます。施設整備費の工事請負費500万円の減額でございますが、亀山中学校駐輪場建設工事を予定しておりましたが、校舎改築時に行うことにしたこと、またその他工事の入札差金でございます。亀山中学校改築事業の工事請負費397万6,000円の減額は、当初、改築に伴う準備工事として500万円を見込んでおりましたが、設計協議により、クラブハウスの建設予定地が決定したため、本年度は当該箇所の埋蔵文化財調査を行うための倉庫等の解体工事を行いました。その執行残を減額するものでございます。関中学校改築事業543万円の減額は、主として測量等業務委託の入札差金でございます。  次に、78、79ページでございますが、第5項社会教育費、第4目図書館費の工事請負費277万円は、空調設備改修工事を行いまして、その入札差金でございます。  第7目文化振興費のうち文化会館費の大規模改修事業工事請負費9,523万8,000円でございますが、屋上防水及び外壁改修工事の入札差金を減額するものでございます。  第8目市史編さん費300万円の減額でございますが、実績見込みによります執行残を減額するものでございます。
     次に、80、81ページ、第6項保健体育費、第2目体育施設費、説明欄中段の西野公園体育館大規模改修事業7,472万円の減額でございますが、入札差金を減額するものでございます。  第7項第1目青少年対策費302万6,000円の減額でございますが、執行見込み残、また入札差金を減額するものでございます。  次に、82、83ページ、第8項第1目教育研究費、説明欄下段の学校図書館支援事業400万円の減額でございますが、国の委託事業費が減額されたことに伴い減額するものでございます。  以上でございます。よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○宮崎勝郎委員長  以上で説明は終わりました。  これより付託議案に対する質疑に入ります。  質疑は一括でお願いしたいと思います。  順次発言をどうぞ。  葛西委員。 ○葛西豊委員  先ほど教育次長の方から補正予算に対する説明がございました。  ところが、73ページだとか79ページ、81ページというふうなところで、入札差金というのが非常に多いですね。ほかにももっとあったと思いますが、そういったことで、入札をされる前には積算をされると思うんですが、それの根拠はどこにあって、これだけ本当に入札差金が多いということは何が原因なのかということを一度教えていただきたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  まず、いろんな工事、教育委員会はようけ工事とか設計測量等を実施しております。その中で、当初予算の見積もりにおきましては、ある程度の概算での形での予算見積もりをしております。実際、また細かい設計を組んだ段階で、多少予算との差も出てきますし、また、その設計額に対して、入札をした場合に予算より減額になって契約できるということで、執行残がこれだけ出てきたというところでございます。あと、設計単価等につきましては、建設物価とか、そういったところで積算していただいております。大きなものについては設計業者へ委託しておりますし、そのほかにつきましては産業建設部の方で工事、あるいは建築について設計していただいております。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  当初の積算から入札差金を生み出したそういうようなものは、大体そうすると、実質は何%ぐらいで、入札差金は何%ぐらいに当たるんでしょうね。 ○宮崎勝郎委員長  教育次長。 ○水野教育次長  何%ということでございますけど、詳しく数字は持っておりません。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  諸物価の高騰だとか、審査時の問題とか、いろいろなことがありましたけれど、そういった形での初めから大きく見積もりをしたということはないんですか。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  最初の予算の段階で大きくというか、ある程度余裕を見てということでしょうけれども、そういったことはございません。その時点で見積もれる金額で積算しております。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  これは、積算をされるのは教育委員会ではちょっとわかりませんわね。ですから、積算は産業建設部の関係の中でやられるような感じになるんですかね。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  実際の予算の見積もり、積算につきましては産業建設部でお願いしております。その前には現場も見ていただいて調査してもらっております。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  私はなぜこのようなことを言うかということなんですが、やはり積算を綿密に見積もりをされると、市長が本会議でもちょっと答弁をされましたけれど、ほかのところへも、やっぱりハード的なものよりもソフト面でのあり方の中で、そういうようなところに流用という形はおかしいですが、そんなことができるんじゃないかなと思います。例えば教民の関係であれば、福祉関係のところへ充当できるんじゃないかとか、そういうような形ですもんで、時節柄、非常にそれはわかりにくいかわかりませんが、できれば綿密なる積算をして予算に計上していただきたい。これだけ言って、もう終わります。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  今の減額補正の延長線やけれども、まず小学校費で減額が5,883万9,000円、それから中学校費で2,863万5,000円、幼稚園費で50万4,000円、社会教育費で1億581万7,000円やな。それから保健体育費で7,600万、次に青少年対策費で302万6,000円、教育研究費で562万か。これざっと計算でもう3億超えへんか、今言っただけで。小学校、中学校から学校教育まで、一遍だあっと足してみてみ。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  まず教育費全体の減額でございますが、約2億8,000万ございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その2億8,000万と言われて、教育費全体の減額で2億8,000万やと。それは確かに理由があるわな。学校給食の場合に、今言われたように、正規がやめるもんで、臨時嘱託職員を雇うために臨時嘱託職員の減額630万をしたと。それは正規が来たで、当然減額理由になると。入札差金がその2億8,000万のうち何ぼあるんやな。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  特にこの中で大きいのが、まず79ページにあります文化会館の大規模改修工事、これが約9,500万の残額、それと81ページの中段、西野公園体育館の大規模改修工事、これも入札差金で7,389万、こういった二つの大きな事業で差金が出ております。また、そのほかにも小学校、中学校の改修事業、その辺の工事の中で差金として残っておるということでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それは分析してわかったんやけどさ、今の葛西さんの答弁で、おれ、よう納得せんのや。というのは、物価上昇やとかなんとか言ったな。細かい積算をしたら当初の見積もりよりも安く済んだと。文化会館のときの当初予算が1億8,000万やったな。入札結果が8,500万やったんや。それで、前の市長に聞いたんや。あんた、どない思うのやといって。1億8,000万当初予算を議会で審議して、それを了解して、入札しましたと。本市は最低価格を設けてないので、確かに1円でもいいわけやな、工事さえすれば。1億8,000万の当初見積もりのそのあれは、屋上の漏水と外壁の塗りかえやと思うんだな。私はちょっと調べたら、塗りかえだけでも足場を組んだりなんかするので1億かかるというんや。それで何とか企業として成り立つんやないかと。けど、屋上漏水も含めておったら、とても8,500万でできた仕事やないと言うたんや。どない思うんやと言ったら、ほうと思いますわと言ってはったわ。  それで今の話、2億8,000万の金が、教育委員会外でも、亀山市全体の会計二百何十億中の2億8,000万って、ほかの部でそれを使用したいというものがあったのに、こんないいかげんな見積もりをするもんで、ほかの部とかそこら辺が事業ができやんところが出てくるわけや。簡単に入札差金でこれだけ出ましたでは済まん話やと思うけどな、私は。だから、ほかのところでも、一般質問でやろうと思ったけど、それができやんだもんでな。この教育委員会のAEDの買いつけでも二十何万とか、いろんな差金が出ておるわのう。あれは1個何ぼするのか知らんけどさ。それも議員や市民の人らからいろいろ提案があって、AEDを一つでもようけ設置してほしいというような要望がある中で、それを随時つけた中で、それこそ今、葛西さんが言われたように、別に3個あっても4個あっても構わへんのやでな、同じところに。とか、もっと全市ほかのところへ設置してもいいんやで。この2億8,000万、簡単に減額補正でございますという今の説明では、ちょっとおれ気に入らんで。何とかもっと小学校費からすべて換算して、それでこの中で当然、通常減額と差金減額、それをきちっと分析した表はこの委員会へ持ってこなあかんと思いますけど、何でそんな、ただ金を使わなんだでいいがなという話ではないと思うで。いかがかな。 ○宮崎勝郎委員長  答弁よろしいか。  教育次長。 ○水野教育次長  今回特に大きな部分がございました。先ほど言いました2件でございました。これは入札差金そのものでございます。あと、その他につきましては当初の予定しておった事業ができたということで、それの執行残を今回落とさせてもらったものでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  まだわしの言うこと、わかってないなあ。トータル2億8,000万やよ。文化会館で9,500万円、西野公園で7,500万円、足したら1億7,000万や。引いたら1億1,000万やぞ、ほかのことで減額が1億1,000万やに。この委員会は病院も入ってくる。病院の5億を突っ込んだということでギャーギャー言われて、もっとあそこは設備を充実せなあかんとかいろんな話も出ておる中で、片方では2億8,000万ちょっと、正直、差金は出るかわからんけれども、そんなところで、余りましたわ、頼みますわって、そんなんじゃ済まんと思うで、この委員会の中のことでも。  それから、広森君のところでもそうやけども、特定健康診断でも、要するにPRが足らんでということやな。そやで執行率が25.5%しかなかったと。個人負担でこれは何ぼやったんやということやわな。そんなんやったら個人負担なしにして、特定健診を市の単独事業で無料でしてもいいわけやんか、別に。無料にすれば、これだけの金が減額にならんでもいいということやな。そういうような形で、わしも金の使い方は粗いけれども、当初予算でやっぱり予算執行の執行率がどうやということはきちっとチェックしていくのがおれらの仕事やでな。何か言うことがあったら言うてくれ。 ○宮崎勝郎委員長  これは全体減額、教育費についてだけでないので、全体に及んでおると思いますので、一遍、責任者である副市長の方から答弁を求めていきたいと思います。  小坂副市長。 ○小坂副市長  ただいまの櫻井委員のご質問に100%お答えできるかどうか、ご納得いただけるかどうかは別にしまして、私どものこの予算に計上をするまでのシステム、そして議会の議決を各事業ごとにご審査いただいて予算をつけていただく、そして競争入札をする、そして残が生まれる。そして、足していったら幾ら余りました、こういうふうな流れが大きくあるということでございまして、まずは予算を見積もりする際は、例えば大きな事業ですと、前年度に設計委託をさせていただいております。それは、例えば文化会館であるとか、西野体育館だとか、そういうふうなことで設計をいたしまして、それを参考にして予算書へ載せまして、それでよろしいわということでご承認をいただく。そのほかの中・小型の事業は、建築住宅室の協力も得て、現場も見て、これはこういうことでしょうということで設計もし、それもこの予算へ上げているわけでございます。  その他、AEDのお話も出ましたけれども、AEDは大体市場で幾らで売られているのかということで見積書を徴し、大体これくらいかかるでしょうと。どことどこにそれを配置する計画でございますということで、総額幾らという予算を議会でお認めいただいているわけでございます。  基本的にそれぞれを皆競争入札に付すわけでございます。そこには当然、複数の企業がそれに参加するわけでございます。そこには競争が働きまして、いわば予定の予算、議会で認めていただいた事業費に対して、それよりも安く入札をされて、業者の方も当然、合意の上で契約を結んで、そしてその事業を進めて、多少途中で変更の増減があったりすることもございますけれども、最後にはこれでもういよいよ精算だという見込みを立てて、当初予算との差し引きを、減額の予算と差し引きした額がここに三角をつけて上がってきていると。そういうシステムでございますので、そこに担当部署の何らかの恣意とか怠慢とか、そういったものが働いているとは考えにくい。これは一つのルールに沿って仕事をさせていただく。  ただ、先ほど説明をいたしました、例えば亀中の駐輪場を整備しようと思っておりましたが、今度、中学校の建設問題が出てきたので、それらと総合勘案して500万円の工事請負費を減額しました。そういうふうな途中の選択の変更が中には間々ありますし、それから福祉の方のお話もございました。特定健康診査、これは初めてこの20年度から始まった制度でございますが、それについて一応、国が40%の目標を立てておりますから、それに必要な額を盛りまして、そして、それをやってよろしいということで予算もお認めいただいて、実際それを展開したところ、市民の方のそれに対する行動に直接なかなか結びつかないとか、それはお金の面もございましょうけれども、個々の健康に対する意識とか自己防衛意識とか、そんなものともかかわるので、これから先、努力をしていかんならん課題ではありますけれども、当面、20年度の予算としてはこれだけ実は余りましたということで、個々に予算を減額すると。その残ったものを、例えば次なる事業に活用をしていくということでございます。  なお、それには財源内訳というのがございます。例えば、先ほどの例を引いていただいた、国庫補助金は例えば72、73ページ、小学校費の5,883万9,000円、事業費としては減額になっておりますけれども、国庫支出金は2,485万2,000円多く当初よりも予算を獲得しております。借金は、地方債4,990万円、借金をしないで済ませます。そして、一般財源は3,379万1,000円、これはこういう変更の結果、一般財源を使わなくても、この右側に書いてあります予算、議会でお認めをいただいた事業目的は達しましたと。そういうふうな予算としてここに計上をして、そして議会のご審議を今受けていると。こういうことで、回りくどくてすみませんけれども、そこにはそういうシステムというものがございますので、いろいろとご提案、こんなお金があったら他にもっと利用できたんじゃないかということでございますけど、それはやはり年度途中にそう器用に、これはこれや、これやといって、そうなかなかしにくい物理的な側面もありますので、またこの不用額というものは次の年度に生かさせていただくという、ちょっと数年スパンの、若干のスパンをひとつお認めいただきたいなと。そういうことでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  基本的に、例えば73ページのトイレ改修事業の工事請負費で1,700万、監理等委託料が170万減額になっておるわけやな。それで、文化会館で1億8,000万円だとしたら、これは設計監理等の委託料を出しているわけやろう。違いますか。ほかの工事は監理等委託料の減額はちょこちょこ見られるんだけれども、西野公園もそうやな。83万の監理等委託料の減額が出てきておるわな。この文化会館については委託料の減額はないわな。そうすると、基本的に当初予算の中で1億8,000万積算するときに、当然これは設計監理委託料とか、ここに出ておるやろう。出てないか。前年度、繰り越ししておるはずや。19年度から持ってきておるはずや、これ。当然これも出てこなあかんやないの、普通やったら。金が安くなっておるんやで。四十何%になっているんやで。違うかい。ほかの工事は監理等委託料の減額が出ておって、この一番でかいやつだけ出てないのや。前年度にもう払い込んでおるからかな。設計金額は腹いっぱい、同じ1億8,000万も払っておいて、さあ、工事は8,500万でできましたよと。これも妙な話やろう。企業でやっておったら、企業はパンクしてしまうで、例えば今、副市長が言われたような答弁では、それは議会での一つの流れかわからんで、3月の定例会の減額補正というのは一つの流れかわからんけれども、それなら、何で3月に出すんやったら、年度末に出す前に、12月に十分出せたはずやで。12月で出せて、もっとせんならんところがあったはずやのに、確かに繰越金として去年の決算でも実質12億の繰り越しが出たわな。それでこれは何やというた。こうなってくると、次年度の予算を積み立てるための繰り越しの金をつくっておるみたいなもんや。それも必要なことかわからんけどさ。これだけ絞って、何でこの大規模改修工事請負費で入札差金のみ出てきて、設計監理等の委託料は何で減額されやんのか、これの理由。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  まず、文化会館の今回の補正、工事請負費差金だけでございます。監理料につきましては、予算に対して差金といいますか、残りがなかったということで、ここには上がっておりません。特に文化会館につきましては、監理を重点監理という部分にさせていただきました。そういったこともあって、予算としては不用額が出ておらず、少しでございますが、工事の方から流用して使っておると、こういったところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  今、当初予算書を持ってないもんで、当初予算書は1億8,000万の全体の根拠。文化会館の文化振興費、10款5項社会教育費、7目の当初予算、すべて工事するんやで、予算に上がっているやろう。今、予算書を持ってないでわからんけど、一遍ざっと読み上げてくれ、当初の。 ○宮崎勝郎委員長  服部生涯学習室長。 ○服部生涯学習室長  文化会館の大規模改修につきましては、1億9,350万円の予算を当初。そして監理の方なんですが、監理としましては150万程度を見込んでおりました。ところが、予定価格が1億5,000万円以上で、落札率が3分の2を下回る工事という結果になりましたので、重点監督を行うという工事の監督検査の運用というのがございまして、したがいまして、通常の監理を重点監理に切りかえたという経緯がございます。したがいまして、すぐさま工事から監理業務委託に流用したのではなくて、生涯学習室が持っている監理委託の予算から重点監理として514万円の重点監理に切りかえました。そういう経緯がございます。 ○宮崎勝郎委員長  小坂副市長。 ○小坂副市長  少し補足させていただきます。  先ほど来、特に文化会館がお話に上っています。文化会館は、予定価格の率は3分の2を切るような額で落札をされました。うちは最低制限価格というのを持っておりません。なぜそうなったか。それはそれぞれの入札、応札された企業の考え方であるので、そこ以上のことは私は存じませんけれども、一応そこまで安い値段で落ちたから、品質を確保しなければ、ひょっとして何か後で適正な工事でないようなことになったらいかんということで、特に通常の施工監理以上の丁寧な密度の濃い施工監理をそこに行ったと。これは私たち発注者側のやはり確かな製品を確保するための行為として、当初の設計監理委託料でしておったものに、さらに丁寧にするために、監理委託料を増強して現場のチェックを丁寧にやりましたと、こういうことでございます。ですので、いわば安値落札につきましては、特に重点監理をやるという内規を持っておりますものですから、それによって丁寧な監理をし、適正品質のものを我々としては確保したと、そのための努力をしたと、こういうことでございます。それでご納得いただけますでしょうか。 ○宮崎勝郎委員長  大井委員。 ○大井捷夫委員  これは私も大分前から、設計と実施といわゆる差金で安ければいいというあれじゃなくて、プラス・マイナス2割というのを前市長は目標を、2割以上を逸脱するものについては、民間だと再設計、再稟議を起こすというのがルールであるはず。これは会社によって違いますけどね。そういうやっぱり厳しさをもって、安ければいいというものじゃなくて、2割以上逸脱するものについては、もう一回設計をやり直して実施するというぐらいのことをやらなきゃいかんのじゃのかなと思います。  ただ、今、櫻井さんが言ったように、こういう仕事の流れの中で、これはどうしても年度末の補正といいますか、年度で締めるということ、これは行政の公共工事の特質でもあるんだけれども、やっぱり厳しく対応していってもらわないかんということを僕の方からもひとつよろしく。今度は、それを逸脱するものについては、どういう内容でこれだけの減額になりましたという説明をいただきたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  小坂副市長。 ○小坂副市長  ちょっとこれは教育委員会の審議ですけれども、一般的なことに絡みますので、私の方から答弁することを委員長、お許しをいただきたいと思います。  二つ問題があると思います。先ほど来、櫻井委員さんからお話のあった、補正のタイミングというのが一つあったと思います。それについて、そこまで安価に落札をされて、そして契約をしたんですが、まだ12月の補正の段階で、それに合わせた減額補正があったんじゃないかと。私はそれはそれで、事務当局としてどういうふうに決断したか。ひょっとしたら、どういうふうにその工事が展開して、何が出てくるかわからんから、一応お認めいただいた予算は確保しておこうという思いの方が強かったかもしれません。できたら、ある程度のところでばっと切って、減額を丸い数字でもいいから一たん減額しておけば、櫻井委員さんおっしゃるように、他の事業にも使うチャンスがあったのと違うかと。私、それはそれでごもっともだと思いますので、その決断のタイミングがどうだったかというのは、私たちもいろいろ考えていかないかん問題は、これは一つあります。  それともう一つ、大井委員さんからお話のあった入札不落になるケースも多々あります。そして、今のような競争の場合、企業の受けとめ方によっては、あるいはその事業に対する姿勢によっては非常に安く落ちる例もございます。ですので、不落になった場合は、2回入札を行いまして、それで落札できなければ一たん引き揚げて、市長までこの事業を再度チェックをして、設計に問題はなかったかどうか評価をして、実は問題はなかったと。ならば、もう一度メンバーを入れかえるとか、もう一度競争入札をするとか、いろんな総合判断をする場が、そこは全部、市長の稟議を経て一応それは行っておるところでございます。  ですので、本当にさまざまなケースが出てまいりますけれども、決して業者を泣かそうとか、安ければそれでいいやないかというふうな思想では決して、公の税金で発注するわけですから、やっぱり安価としても適正な額でなければならんと思っています。けれども、一方入札をし、この仕事をしたいと、これを幾ら幾らでしたいという人があらわれれば、その人にやっぱり仕事をしてもらおうということに当然なると。しかし、超安値的なものにあっては、うちは施工監理を徹底的に、普通の施工監理以上の管理を行いまして、その品質の確保をするという責任を果たしている、そういうふうに全体を回しておるところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  大井委員。 ○大井捷夫委員  39ページの保健福祉の関係ですけれども、追加の欄のグループホームのスプリンクラーの設置に対する補助という、これは国からの補助で対応するんですけれども、こういう施設というのは、今の時代、スプリンクラー等を装備してないと許可がおりないんじゃないかというような気がするんですが、まだそういうものを設置していない施設がたくさんあるんですか。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  先ほどもちょっとご説明を申し上げましたように、19年の6月に消防法の改正がございまして、こういった一定規模以上のグループホームについてはスプリンクラー設備の設置が義務づけられたというような改正がございまして、それ以前のグループホームについては、そういうスプリンクラーは設置をしなくても許可を得るというようなことでございました。 ○宮崎勝郎委員長  それでは、ここで一たん休憩に入ります。10分間休憩いたします。               午前10時57分  休 憩               午前11時07分  再 開 ○宮崎勝郎委員長  それじゃあ、休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。  片岡委員。 ○片岡武男委員  市立医療センターの使用料及び手数料条例で、改定前は、ちょっと読みますと、「使用料等の額は、診療報酬の算定方法(平成20年厚生労働省告示第59号)及び入院時食事療養費に係る食事療養及び入院時生活療養時に係る生活療養の費用の額の算定に関する基準(平成18年厚生労働省告示第99号)に基づき算定した額」と書いてあるんですけれども、何か今度の改定後のやつを見ると、健康保険法(大正11年法律第70号)、それから高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)(以下「高齢者医療確保法」という)、それから介護保険法(平成9年法律第123号)、その他の法令に定めるところによるというような改正になっていますけれども、これはなぜ細かく、ちょっと法律が変わっておるのに手続を忘れておったということがありましたけれども、要はこれは事細かにこういうことにしたことによって、医療センターとして事務がちゃんとできるということで考えられたんですか。 ○宮崎勝郎委員長  伊藤医療センター事務局長。 ○伊藤医療センター事務局長  おっしゃられるとおり、以前にそういうことがあったというのは私も知っておりますが、今回、現状の条例につきましては告示で根拠を示しておりますが、この告示も本来、法律から告示に振られております。法律の本法の方に厚生労働省告示、通達等によるというふうな記載があって告示になっております。ですから、より具体的なもので条例に記載しておりましたが、先ほど議員も言われたように、法律の改正等があった場合に、絶えずそれを追っていかんならんということで、根拠となる法律名を根拠とするというふうな今回の改正でございます。大正とか昭和とか言われたんですが、これはもともとの法律が制定されたときですから、当然、それ以降、順次改正はされておりますが、法律を根拠にする方がより的確に広く押さえられるんじゃないかという考えでございます。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  言われるように、法律でやられるんなら、わかりました。この件については終わります。  それで次、補正予算の39ページ、ここに高齢者・障害者(児)タクシー料金の減額653万円があるんですけれども、当初の利用率85%と言ってみえましたけれども、今56%ぐらいの見込みという中で、便利のいいところの方が枚数が少ないのか、それともバスの来ておらん不便なところでも、今現状ですと、65歳以上でも家族の中に若い子がおったらもらええへん。その辺はどうなんですか。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  そういった体系別の利用状況というご質問ですか、便利のいいところと悪いところの利用はというようなご質問やと思いますけれども、そういった個別に利用率を集計というふうなことは現在いたしておりませんので、個別の利用率というのは今、把握をし切れていないというのが状況でございます。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  確かにそうやな。そこまでは、券を渡したら、そのうち何枚返ってきたかというだけしか管理はできていませんわね。そうやけども、こうやってせっかくいい制度をつくられて、やっぱりもう今、減額やで、予算のときになりますけれども、もうちょっとうまいこと、前回にもいろいろ私も質問させてもらいしまたけれども、そういうことを考えてもらうように、今回はもうそういうことで終わります。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  池田委員。 ○池田依子委員  補正予算の83ページの教育研究費の中の学校図書館支援事業400万減額になっておりますが、説明によりますと、国の支出金が減ったからということでございましたけれども、実質的に国の事業で、図書館の支援員さんの事業だと思うんですが、何回か本会議でも質問があり、答弁されている中で、非常に事業に成果があると。そういう成果がある中で、今後、他の学校にも広げていきたいというような答弁もありました。そういう当局が考えていらっしゃる方向性と、国が減額になったからと横滑りで同じ金額が400万減額になっているという現状をどのようにとらえてみえるのか、ちょっとその考え方を聞きたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  伊東教育長。 ○伊東教育長  この学校図書館支援事業につきましては本年3年目を迎えまして、本来は650万の予算でございましたが、国の財政事情が逼迫したこともあって、400万の減額をせざるを得なかったわけでございます。ただ、学校へ出向いてもらっている協力員の謝金につきましては、この250万で何とか賄えましたので、事業としては継続して、何ら遜色ない活動ができております。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  聞き及んでおります、確かに。でも、回数は減っているし、ある意味のボランティアもふえてきているわけですよ。だから、実際に人件費の中で、ある程度の時間的な中で国から報告があって、今年度最後ですよね。そうすると、じゃあこの21年にどうやってやっていこうかと。こうやって今度、前向きに学校の図書館の充実をどうしていこうかと考えていくときに非常に消極的、規模を小さくして、国から出たお金を減額するわけですからね。だから、それならば、元気のいい亀山市がもっとそこに補てんをして、それでもって充実をさせていく、回数を継続させていくというなら理解できますよ。でも、何とか協力員さんにお世話になって、回数を減らし、ボランティアもふやしていきながら、そのお金を維持できたから減額したいというのはちょっと理解できないし、また、21年度、予算になってきますけど、どうやって考えてみえるのか、ちょっとお聞きしたいと思うです。 ○宮崎勝郎委員長  伊東教育長。 ○伊東教育長  この学校図書館支援事業につきましては、池田委員さんからも質問を受けてお答えいたしておりますように、大変学校の方では効果が上がっていて、子供の読書量がふえた、そういううれしい効果が出ているので、ぜひとも継続をしていきたいという考えは持っておりますが、櫻井市長もマニフェストで子供の読書については大変関心を持っていただいております関係で、今5校ですが、6月補正で14校の全校に広げて、さらに国の事業もつけ加えて展開をしていこうということでございますので、また6月議会で見ていただけないでしょうか。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。
    ○池田依子委員  ありがとうございます。突っ込んだ質問は予算になってきますので、6月の補正に期待をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それと、あと45ページの児童扶養手当の給付金、当初1億1,010万円、734万円の減額の部分ですけど、今のこの社会情勢を見ていきましたときに、亀山市の場合は全国から見たときの水準、また生活保護の家庭のふえてきているというものは、まだそこまで亀山市の場合は行っていないというふうな見方をしていいものかどうなのか。ちょっとこの減額補正の734万円、教えていただきたいんです。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  児童扶養手当の減額ということでございます。現在、給付世帯としては232世帯に給付をしているところでございます。19年度の決算が1億300万ほどの決算でございました。今回730万減額をいたしますと、これも約1億300万という形で、19、20年度とほぼ同額になる見込みという形で、今回減額補正をさせていただいたというようなことでございます。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  そうしますと、予算の立て方は、一応見直して減額していくとかではなくて、決算のときには最終的に前年度と同じだけれども、一応予算は当初予算のときと同じように取り上げていくという考え方でございますか。予算はひっかかりますので、考え方として、19年度、20年度という、予算委員会はやりますので、19年度、それから20年度、19年度を見直していったときに、決算で減額になっていくわけですよね。今度、20年度予算を立てていくときに、またこういうような形の中で減額になっていくわけですね。だから、その予算の立て方。今回のこの734万円というのが、見通したよりも扶養手当がそこまで行かないでありがたかったという理解でいいんですか。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  先ほどもちょっとご説明を申し上げましたけれども、20年度予算については、19年度の決算を見ながら見込みを立てて1億1,000万という形で当初予算を計上させていただいたところ、20年度の決算見込みを立てますと約1億300万となるということで、今回700万を減額させていただいたということでございます。一応、給付につきましては12月で今年度分は終わっておりますので、ほぼもうこれが決算額かなというふうなことで減額をさせていただいたところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  ちょっと質問の仕方が悪くて申しわけありません。分析ね、児童扶養手当の考え方がある程度の基準があって手当を出しているんだと思うんですけど、そこの部分の考え方が他市に比べたらうちはいいのかなと。それは全然関係ない。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  もともと児童扶養手当は国の制度ですので、他市さんと同じような考え方で予算化は図っているところでございますので、特に変わったところはないとは思うんですけれども。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  49ページの保健衛生費なんですが、水痘及びおたふくかぜ予防接種で489万減額されて、これは本当に新規事業で打ち上げて、私も二、三、すごく喜ばれた声を伺っていたわけですけど、当初50%の予算立てをされたけれども、実質的には20%ぐらいの受診者の結果になっているわけですよね。先ほど啓発とか新規事業なので浸透してなかったんじゃないのかと言っておりましたけど、もう少し詳しい説明をお願いできますか。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  先ほどもご説明をさせていただきましたように、20年度新規事業という形で取り上げをさせていただいた事業でございます。それで当初予算時、先ほども申し上げました接種率を50%ぐらいというふうな形で見込んでおったわけですけれども、私らが当初考えておった以上に既にもうおたふく風邪にかかった方がたくさん見えたということで、予防接種の必要がない方もたくさん見えたというようなところから、今回減額にさせていただいたというようなところでございます。これからはもう新たな方しか入ってまいりませんので、今年度は就学前までの方全員が対象になっておりましたけれども、一遍受けられると次は必要ございませんので、新たに1歳になられる方が次から次へ加配になってくるということで、見込みは立てやすいのかなと思っております。ただ、今回20年度の新規事業ということで見込みがつかめなかったというのも大きな理由かなというふうに思っております。  それと、PRにつきましては、新規事業ということでございまして、各医院というか、診療所さんの方にポスターも掲示をさせていただきましたし、広報での掲載だとか、1歳半とか3歳の健診時に、こういった予防接種の助成もございますよというような形のPRもさせていただきました。それと、保育園とか幼稚園でパンフを配布というような形で、いろんなPRをさせていただいたところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  ほかにございませんか。  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  先ほど話がありました39ページのタクシーの助成事業、これの執行率か低いということで、昔はタクシー券を、枚数は少ないけど、べたづけしていましたよね。ところが、それをやめて、ある程度制限を設けて、そのかわり該当する人にはそれなりの枚数を渡すと。だから、重点配付といいますかな。だけど、こういうふうな利用率を見ておると、やはり重点配付もよし悪しというような気がするんですよね。というのは、個人の事情が皆千差万別で、これは本当に皆さん方の不満の種なんですよ。たとえ3枚でも、昔はべたづけやったから、これを悪平等と言ったら悪平等かしれませんよ。そうやけども、今は該当するから二十何枚もらえても、実際、本人さんは車で走りまくっておるので一枚も使わんとか、そういう例も結構あるわけですわ。そうじゃない、本当に欲しいけれども、たまたま息子とおる、嫁さんとおる。ところが、息子も嫁さんも昼間は働きに行って私では手も足も出んとか、千差万別で、個々の事例を挙げておったら切りがないんやけれども、こういう利用率を見ると、やはりもう一回方針転換して、昔のべたづけに戻ると。だけど、本当に必要な、例えば身体障害者とか、そういうふうな手帳を持っておられる方ね。そういった方にはそれなりの重点配分も要るし、そうじゃない人には、またべたづけ的に、たとえ年間五、六枚でももらったらうれしいもんですよ、ほんまのこと言って。これは人々の不満のもとね。そこら辺にちょっと軌道修正してもいいかと思うんですよ、この執行率の低さを見るとね。それに関していかがでしょうか。 ○宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  先ほどもご質問いただきましたように、日中独居の方等々、いろんなご要望もいただいているところでございます。今後、この制度を有効に活用していただくためにも、やっぱり高齢者の方の外出支援についての意向調査というのを一遍実施をせなあかんのかなというようなことを考えております。そういった調査を実施して、検証をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  えらいしつこいようですけど、もう一遍ですが、当初予算と言ったもんで、改めて聞きますけれども、西野公園の件やけれども、当初では国庫支出金が5,459万3,000円、西野公園の、これが施設管理費も合算になっておるもんで、実質、そのときに当初では地方債として3億4,550万のあれをやると。その他会計で874万7,000円、それから一般会計1億807万5,000円。これは施設管理費と西野公園の大規模改修と二つ寄せて5億1,691万5,000円になったんやけれども、この補正で西野公園のことだけ載っておって、国庫支出金が減額で4,369万8,000円、地方債も減額して3億4,550万、一般会計から3億1,447万8,000円入れて、事業費トータルが、僕の計算が間違っておったら教えてほしいんやけれども、3億2,537万3,000円が西野公園の改修事業費やったと思うんやな。それで間違いない。西野公園。おれの言い方、悪いかな。 ○宮崎勝郎委員長  教育次長。 ○水野教育次長  西野公園の体育館の当初予算ですね。監理委託が650万、工事請負費が4億3,200万円、合わせて4億3,850万円が体育館の改修事業費でございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  西野公園体育館の大規模改修事業で4億3,850万の予算があって、設計監理と工事費で工事請負費が4億3,200万。その中には、ほかの施設の施設管理費の7,841万5,000円もあって、トータルで5億1,691万5,000円やと。当初予算書297ページ。その中で、5億1,691万5,000円のうち国庫支出金が5,459万3,000円やわな。そこで、今回出てきた補正予算書から見てくると、西野公園体育館大規模改修費で国庫支出金が4,369万8,000円の減額になって、実質的に国庫支出金は1,089万5,000円やわな。そうすると、3月補正の段階で、これは引いてくると、当初が4億3,200万の中で、補正でいくとトータルすると3億2,537万3,000円になるんやな。それで3億1,447万8,000円一般会計から振りかえておるわけ、ここで起債せんと。当初は一般会計から1億877万5,000円やった。国庫支出金と地方債と一般会計でこの西野公園及び施設管理費とか、こんなものをやっておるんやろう、指定管理料も含めて。実質、差金はどれだけになってくるの。どういうふうに計算するの。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  まず西野公園の体育館の改修の方が、当初で4億3,850万計上してあったのが、今回の補正で3億6,378万円になっております。それから、施設管理費は当初のままでございます。あと財源としまして、当初、国庫支出金が5,459万3,000円計上してあったのが、今回の補正4,369万8,000円の減額で補正後が1,089万5,000円になっております。それから、地方債は全額減額しておりまして、一般財源で振りかえたということでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員、要旨は、何を聞きたいかをお願いしたいと思います。 ○櫻井清蔵委員  これで、この振りかえな。結局、西野公園の体育館の大規模改修は国庫補助金を3分の1使ってこれをやりますよというのが当初やったやろう。ここに3分の1。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  この西野公園の体育館につきましては、耐震補強の部分と、それから一般の大規模改修の部分がございました。その国庫支出金につきましては、耐震事業の部分での補助金でございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員、私から申し上げますが、ちょっと数字的に出してもらうのは大変ですので、すぐに答弁はできないので、一度、午後のかかりでもよろしいで、表にして出してください。資料を出してください。でないと、ちょっと我々、聞いておってもわかりづらい部分がありますので。 ○櫻井清蔵委員  なら、もう一遍聞いておく。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  4億3,200万の工事請負費のうち、今、耐震補強分3分の1が、5,459万3,000円が耐震補強分ということですやろう。そうすると、4億3,200万のうちの、これを3倍したやつが補助ということやろう。国の支出金というんやろう。耐震補強せんと、丸々とったら、5,000万国から支出金として出てくるんと違うかというの、耐震補強が中心やで。これは4,000万を減額した原因がまず知りたいのう。4億3,200万の工事費のうち、耐震の部分だけは国が3分の1面倒を見てありますやろう。それで、54593掛ける3は1億6,000万分は国が見てやるんやろう、耐震補強やで。あと、そこから4億2,000万引いたら……。 ○宮崎勝郎委員長  答弁を求めます。  谷口スポーツ振興室長。 ○谷口スポーツ振興室長  耐震補強部分についての3分の1の補助ということになりますので、当初予算におきましては、耐震部分につきましては4億3,200万円のうちの、予算の計上段階につきましては、昨年度の時点で耐震部分と大規模改修部分が金額的にまだ確定していなかったということで、工事額を4億3,200万のうちの落札額が約83%ほどと見込みまして、それが3億4,200万ほどになります。それの半分を耐震工事費、それから残りの半分を改修工事と見込んで、予算のときには1億7,100万円の耐震部分に対しての3分の1の補助ということで、予算に5,400万円ほどの補助金を上げておりました。その中で、設計ができた中で、耐震部分についての補強分についての金額が3,217万8,000円ほどの耐震に係る工事費となりましたことから、その3分の1の補助として1,089万5,000円ということになったことから、当初見込んでおりました補助金が4,000万ほど下回ったということでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  どんな設計を頼んでおるのや。 ○宮崎勝郎委員長  谷口スポーツ振興室長。 ○谷口スポーツ振興室長  まだその時点では、昨年の12月段階につきましては、まだ耐震部分と改修部分のができていなかったということでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  耐震調査した結果、あるいは耐震構造にせなあかんということで国の補助申請を出したわけやろう。そのとき出た数字が1億7,000万と。1億7,000万の3分の1が五千四百何万になるわけやんか。後で設計してみたら、3,270万ぐらいしかありませんでしたと。これ、開きが1億4,000万円もあるんやぞ。めちゃくちゃやないか、当初積算が。違うかい。当初積算が1億7,000万あって、国には5,400万申請して、それが認可がおりたで計上しただけやろう。つかみでこんなのやってないやろう。それが実際したら3,270万でしたもので、その3分の1といったら、5分の1の耐震工事か。それなら、そこの第二愛護園の耐震の工事と変わらへんやないかい。あの大きな建物やのに。違いますか。この庁舎かて8,000万ぐらいかかっているんやないかい。もっと当初は1億の上やったけどな。1億二、三千万円あったと思うで、この庁舎も。そうやな、予算。それが入札で8,000万前後で落としたというか、そんなに当初予算っていいかげんなのかな。予算委員会でもめるぞ、こんなことやっていたら。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  当初の耐震の部分と大規模改修部分、詳細な設計ができた中での計上ではございませんでした。当初の概算での見積もりの中で、今、耐震部分が1億7,000万あるだろうということで予算計上しておりました。ところが、実際、設計に入りまして、特に当初の見積もりの中では、屋根部分も全面的な補強が要るということで、全部やりかえるというふうな積算をしておりました。実際、詳細に設計、現地も見た中では補強で済むということでございましたので、若干その辺で耐震部分が低くなってきております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  ちょっと市長に言っておきたいんやけど、今、やりとりのごとくやわ。これは6月に向けて、政策予算を上げてらうんやけれども、そこら辺もきちっと見きわめて、今言っておることをやっぱりきちっと精査してもらって、この3月の予算は骨格でやってもらっとるかわからんけれども、ちょっと一般質問的になるけれども、政策予算を組むときは、きちっと各部室に指示を出してほしい。こんなこと、要らんこと言わんでもいいようにな。これはちょっとひどいぞ。当初1億7,000万で、国に5,400万要りますよと言って、実際、詳細をしたら3,700万やで1,000万ですわって、そんなばかな話、ないわ。私はそう思うな。 ○宮崎勝郎委員長  よろしいね。  ほかに。ないですか。                 (発言する者なし) ○宮崎勝郎委員長  なければ、質疑を終結したいと思います。よろしいですね。  ないようでございますので、質疑を終結し、討論に入ります。  討論はございませんか。                 (発言する者なし) ○宮崎勝郎委員長  討論はないようでございますので、討論を終結し、採決を行います。  議案第21号亀山市立医療センター使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第22号平成20年度亀山市一般会計補正予算(第7号)についてのうち第1条第2項、第1表、歳入歳出予算補正中歳出、第3款民生費、ただし第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、第13節委託料、第19節負担金、補助及び交付金のうち広域連合運営費、第28節繰出金、第2目障害者福祉費、第20節扶助費のうち福祉医療費助成事業、第3目老人福祉費、第13節委託料のうち高齢者人間ドック・脳ドック事業、第2項児童福祉費、第2目児童措置費、第20節扶助費のうち給付事業を除く、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生費総務費、第2目予防費、第10款教育費、第2条、第2表、繰越明許費補正中、2.追加、第3款民生費、第3条、第3表、債務負担行為補正中、1.変更、特定健診等管理システム保守料文化会館指定管理料運動施設等指定管理料について、付託議案を採決いたします。  原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○宮崎勝郎委員長  ご異議なしと認めます。したがって、議案第21号亀山市立医療センター使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第22号平成20年度亀山市一般会計補正予算(第7号)についてのうち当委員会所管分は、原案のとおり可決することに決しました。  お諮りいたします。  ただいま審査を終えました議案の審査についての委員長報告の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、よろしいですか。  葛西委員。 ○葛西豊委員  附帯意見といたしまして、私が言いました、ほかの方々も申されましたけれども、入札差金はできるだけ小差にすべきという、算積をするよう努力することという言葉をちょっと入れていただいたらなと思いますけれども。 ○宮崎勝郎委員長  先ほど葛西委員の方から、入札差金はできるだけ小差に算積するよう努力することという意見がございましたので、それをつけ加えたいと思います。ご異議ございませんか。                (「異議なし」の声あり) ○宮崎勝郎委員長  大井委員。 ○大井捷夫委員  同じ項ですけれども、要するに設計時での精査を、目標を決めた設計をして、実施と違った場合は、差金、執行残が出る、何割か出れば詳細に説明をするとか、そういうことも今後、設計趣旨の中へ入れてほしいということをお願いしたい。 ○宮崎勝郎委員長  これはここでいいんか、この委員会で。この委員会でその意見……。これ、全体ですやろう。どうです。どうですな、これ。この委員会で出すべきか、総務委員会ならまた話はわかるけど、一遍、議長のそこの認識、ちょっと聞かせてください。 ○小坂議長  設計や契約の関係ですので、総務委員会ですね。 ○宮崎勝郎委員長  そうですね。先ほど葛西委員の部分につきましては、一応ここの所管分ということで意見はつけたいと思いますけれども、総務の方でもいいと思いますけれども。  ほかにございませんか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  広森君に言いたいけど、やっぱり新規のいろんな事業を去年やったわな。運用方法も変えたわな。タクシーの券とか、今の池田さんも言われたように。やっぱりその周知度が足らんと思うのさ、利用者が少ないというのは、PRがな。今の周知度でいいのかと。やっぱり見直しもせなあかんし、金が余ったで減額というのもな。もう少し3回を5回にするとか、やっぱり幅広い、ひとり暮らし、それから車の免許を持ってない人とか、そういうような人の利用をもう少し高めなあかんと思うんですわ。それがまず1点な。もう少し周知徹底をするように、これは新規事業といって鳴り物入りでやって、利用者が目標値に達しなんだとか、25%の利用率しかなかったとか、それではせっかくの制度がひとり歩きしておるだけで、これは利用してもらわなあかんのやでな。市民一人一人の生活。それがまた市長の考え方やから。 ○宮崎勝郎委員長  これは意見として……。               (「委員長一任」の声あり) ○宮崎勝郎委員長  それでよろしいですか。  それじゃあ、全般にわたるご意見だと私は理解しておりますので、葛西委員の申されました分については一応意見を申し添えます。それで、他のことについては、また私に一任をお願いしたいと思います。よろしいですか。                (「異議なし」の声あり) ○宮崎勝郎委員長  それじゃあ、内容は委員長に一任いただけたものと思っております。よろしくお願いいたします。  昼食のため、午後1時まで休憩にします。               午前11時53分  休 憩               午後 1時00分  再 開 ○宮崎勝郎委員長  休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。  それじゃあ、最初に陳情が出ております。陳情第1号についてですが、2月23日の議会運営委員会におきまして当委員会での処理となりましたので、市町管理栄養士設置についての陳情書について、事務局長から要点の説明をさせます。  事務局長。 ○西川議会事務局長  それでは、市町管理栄養士設置についての陳情書について。これに係る要点の部分を朗読をもってご説明にかえさせていただきたいと存じます。  成人男性ではすべての年代において肥満者が急増しており、40歳以上の3人に1人は糖尿病の可能性が疑われています。糖尿病が進行すれば、心筋梗塞や脳梗塞による突然死や網膜症による中途失明が引き起こされ、腎症から人工透析へ進行するなど、人的資源、また経済的な損失は甚大なものになります。また、高齢者の低栄養は生活機能の低下を招き、筋力の低下や閉じこもり、認知症等から要介護へと進んでいくことになります。さらに、妊娠・出産期の中心である20から30代女性に極端なやせが増加しており、その結果として、低体重出生児が増加の一途をたどっていることは、健全な次世代育成も危機的な状況になりつつあると言えます。これらはそのすべてが不適切な栄養・食生活の営みから発生しているもので、早期かつ確実に改善していくための人材として、また、周知の「ヘルシーピープルみえ・21」健康づくり達成への必近事項として管理栄養士を市町職員として確保していただきたく、急ぎご配慮くださいますよう要望いたします。  1.生活習慣病の予防や進行防止を図るため、保健衛生部門に管理栄養士を配置・増員してください。  2.特定保健指導を効果的かつ効率的に進めていくために、国民健康保険部門に管理栄養士を配置してください。  3.高齢者に対する介護予防を推進するため、介護予防部門に管理栄養士を配置してください。  4.親と子の食育を推進するため、次世代育成にかかわる部門に管理栄養士を配置してください。  以上でございます。 ○宮崎勝郎委員長  以上、説明となります。陳情書につきましては、先例によりますと、内容をご承知いただくのみとなっておりますが、この陳情第1号につきましてのご意見がございましたら、よろしくお願いします。  池田委員。 ○池田依子委員  今の亀山市において、管理栄養士という方は何人ぐらいいらっしゃるのか、わかりますでしょうか。
    宮崎勝郎委員長  広森保健福祉部長。 ○広森保健福祉部長  私ども保健福祉部でございますけれども、保育所担当の方に管理栄養士1名おります。それと、健康推進室の方に嘱託で1名、今現在、保健福祉部の方では2名の管理栄養士がおります。それと、医療センターに1名でございます。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  教育委員会関係でありますけれども、栄養教諭が小学校に2名、栄養士が1名、同じく栄養士の中で給食センター勤務が1名、さらに教育委員会の中に栄養士を、嘱託でありますが、1名配置をしておるところです。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  大体その部分の中で亀山市としては足りていますか。大体適正でこのくらいというものがあるのかどうなのかわからないんですが。漠としておりますけど、じゃあ教育委員会の方では。 ○宮崎勝郎委員長  教育長。 ○伊東教育長  栄養教諭の配置ですが、一応児童・生徒数500名に1名という基準がございます。 ○宮崎勝郎委員長  小坂副市長。 ○小坂副市長  来年4月に1人採用する予定になっております。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに委員さん意見。  片岡委員。 ○片岡武男委員  管理栄養士と単なる栄養士とは違いますわね。 ○宮崎勝郎委員長  教育長。 ○伊東教育長  管理栄養士は、その仕事に就いて、たしか5年たってから国家試験を受けて管理栄養士となるというふうに決まっております。だから、管理栄養士は栄養士から1ランク上と。学校等で仕事をしている栄養教諭は、管理栄養士も含めて、ある一定の講習を受け、採用試験に合格した人が栄養教諭となることになっております。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  関の給食センターというのは、管理栄養士は見えるの。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  栄養士でございます。学校栄養士です。正確に言いますと学校栄養職員です。ですから、関のセンターで勤務をしておりますけれども、その籍は関小学校に置いてございます。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  ということは栄養教員とか、そうすると、その方は管理栄養士の免許を持っておるということ。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  管理栄養士ではございません。 ○宮崎勝郎委員長  それじゃあ、この陳情については聞き置く程度にしたいと思います。  次に入ります。提出資料が出ておりますので、説明を求めます。  水野教育次長。 ○水野教育次長  きょうの提出資料でございますが、資料1の亀山市立亀山東幼稚園園舎改築検討委員会の報告書、それから資料2の亀山・関中学校改築事業関係資料について、教育総務室長の方から説明させていただきます。 ○宮崎勝郎委員長  広森教育総務室長。 ○広森教育総務室長  本日、追加資料ということで関中と亀中の関係の設計書等を提出させていただきました。遅くなって申しわけございません。ちょっとパースの方、何とかこの日に渡したくて、まだ完成ではないんですけれども、けさ届きましたので、追加資料という形でさせていただいております。  まず最初に、亀山市立東幼稚園園舎改築検討委員会の報告書でございますが、昨年9月に亀山東幼稚園園舎改築のために設置いたしました検討委員会の報告書が提出されたということで、報告をしたいと思います。  2ページをお開きいただきたいと思います。  この報告書につきましては、検討委員会が改築事業に必要な事項について調査検討した結果を報告するものでございます。昨年9月に設置しまして、園舎改築に関する基本的な考え方、具体的な計画状況などを検討課題として、視察も行いながら検討を重ねてまいりました。また、PTAの方でもアンケート調査を実施していただきまして、園舎改築に対する思いを集約されましたので、この本報告書にも反映させていただいたところです。  続きまして3ページでございますが、下段の2で園舎耐震調査等の経緯ということで、平成15年に耐震診断を実施しましたところ、こちらの亀山東幼稚園につきましてはIs値が0.25で、0.3以下ということでございまして、この調査結果から耐震補強工事は難しいということで判定されております。このため、平成18年8月に耐震補強工事が必要な第二愛護園との供用園舎建設に向けて調査を検討したところでございますが、建設場所がすごく狭くて、そういったことで建設場所の早期確保が困難な状況から、亀山東幼稚園単独での改築を行うということになりまして、検討委員会を設置して、検討してまいりました。  4ページ以降は、今の東幼稚園の概要を簡単にまとめてございます。  5ページでございますけれども、東小学校と亀山高等学校、陰涼寺山に囲まれておりまして、南側につきましてはがけ地になっておりまして、ちょっと端っこの方なんですけれども、環境的にはすごく豊かな環境であるというふうに考えております。面積的には2,835平米でございます。  6ページでございますが、建物、園舎は軽量の鉄骨づくりでございまして、昭和47年11月に建設されております。延べ床面積が477平米でございます。  7ページでございます。上段の方が今の諸室の面積等を記載しておりまして、下段の方、これは施設台帳からでございますが、当時建設されました幼稚園につきましてはいずれも外廊下になっておりますので、全体としては床面積が国庫補助基準面積よりは下回っておる状況でございます。  8ページの方で園児数と学級数、それと今までの平成13年から平成20年度までの園児数、学級数の変遷を記載してございます。地区別園児数につきましては、ほとんど東小学校区からの入園となっております。  続きまして、9ページの方は年齢別幼稚園・保育所の通園状況ということで、昨年4月1日現在の通園状況の方を整理してございまして、公立幼稚園、市内の幼稚園、保育園の中では、公立幼稚園の方が401人で公立保育所の方が596人ということで、幅広く市内の幼児を受け入れているような状況でございます。  10ページにつきましては、学校区別の幼稚園・保育所の通園状況でございまして、これにつきましては、供用園舎の報告書に使った資料でございますけれども、東幼稚園への通園児童は亀山東小学校区内が多数を占めておりまして、各小学校区内に存在する幼稚園・保育所が地域の児童を受け入れている状況であるというのがわかると思います。  それでは、12ページなんですけれども、検討委員会につきましては、今までの経緯につきましては、資料の方、ちょっとあちこち飛んで申しわけございませんが、19ページの方で今までの検討委員会の検討経過をまとめてございまして、検討委員会は第1回を9月29日に開催しまして、最終2月27日まで4回の検討委員会と1回の視察を行っております。経過につきましては、25ページまで議事録を添付してございますので、またごらんいただければというふうに思います。  それと、先ほどお話しさせていただきました26ページなんですが、PTAの会長さんの方がこちらの検討委員会のメンバーに入っていただいておりまして、自発的にPTA会員にアンケートをとっていただきましたので、その結果につきまして、27ページから30ページまでにまとめてございます。  27ページなんですけれども、少し項目別に整理をいたしまして、ちょっとかいつまんで申し上げますと、自然に囲まれている環境を生かして、自然と一体化できる木造のような園舎がよいという意見とか、園庭とか遊具の設置についても、今の環境を生かした設置をしてほしいということでございました。それと29ページの方で、やはり35人となると、保育士とか遊戯室もすごく狭く感じるので、できれば明るくて広いスペースにしてほしいということとか、トイレなんかも、今、男女別のようなトイレになってございませんので、明るい洋式トイレにしてほしいというようなことが出ておりました。それと、設備については、エアコンであるとか床暖房の設置をしてほしいという意見がございました。このアンケート調査ももとにいたしまして、基本コンセプトとしてまとめたところでございます。  ページ、戻って申しわけございませんが、12ページに戻っていただけますでしょうか。あちこちで申しわけございません。  調査・検討項目といたしましては、園舎改築に関する基本的な考え方を整理して、それに基づいて具体的な計画条件を検討し、基本コンセプトとしてまとめるということで、①として園舎改築に関する基本的な考え方の整理を次のような項目でまとめさせていただいて、②で具体的な計画条件、それをまとめたものを次ページに基本コンセプトとしてまとめております。  はしょって申しわけございませんが、13ページ、亀山市立亀山東幼稚園の園舎改築に関する基本コンセプトということで、これにつきましては、検討委員の皆様から何度もご意見をいただきながら、意見交換も行いながらまとめたところでございます。少し読ませていただきます。  幼児期の教育は生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な時期であります。その健全な育成を担うべき幼稚園は、3歳から5歳までの幼児たちにとって、もう一つの住まいであり、その住環境により幼児の育ちが大きく影響を受けると考えます。  亀山東幼稚園は、陰涼寺山を背景に四季が織りなす自然豊かな環境のもとにあります。この自然環境が、幼児たちを「森の中の妖精」に変身させる不思議な力をもっていると思います。妖精に変身した幼児たちは瞳を輝かせ、四季の変化を肌で感じます。緑や土の匂いを嗅ぎ、虫と戯れ、鳥の声を聞き、どんどん活動を広げ遊び込みます。そして、遊びの名人になっていきます。妖精たちの五感はフル回転し、遊びを創り、やがては豊かな心をはぐくんでいくでしょう。  木と光と風を感じる園舎からは、笑い声がいっぱい響きます。その笑い声はいつのまにか周りの人々を集わせていきます。やがて、「人」と「人」とのつながりのもてる空間へと広がっていくでしょう。  遊びが広がっていける場所、心癒される場所、人とつながり合える場所、そんな空間を創り出せる園舎をイメージします。ということで、キャッチフレーズとしまして「みどりいっぱい 夢いっぱい ひかり輝く森の妖精たち」という形でまとめております。写真につきましては、すべてPTAの方てご提供いただきまして、それを少し使わせていただいております。  14ページは、東幼稚園の基本目標であったり、幼稚園の教育努力目標の方を掲載させていただいております。  15ページから基本コンセプトの基本的な考え方と具体的な計画条件ということで、基本的な考え方では大きく4項目にまとめた中で、それぞれ小項目に分けております。  (1)では「生きる力をはぐくむ園づくり」ということで、①として「幼児の生活の場として快適な環境整備」ということで、明るく開放的な保育室であったり、使いやすくゆとりある保育室、開放的な空間を備えた遊戯室という形でまとめております。②として「環境を考慮した施設の整備」ということで、項目のとおりまとめております。(2)では「安全・安心できる施設づくり」ということで、①として「園児の安全を確保する環境整備」、②として「清潔で衛生的な施設整備」ということで、それぞれの項目でまとめてございます。16ページなんですけれども、(3)で「子育て支援や地域交流など、多くの人が利用しやすい施設の整備」ということで、特にこちらの方、東幼稚園であったり亀山高校がございまして、特に亀山高校の方からは実習生の生徒さんが来ていただいて、園児と一緒に実習していただいたり、前は東小学校でございますし、そのような関係の中で未就園児や保護者、地域の方々が集い、小・中学校、高等学校との連携を考えた環境づくりということでまとめてございます。特に子育て支援ということで、子育て支援センターのセンター長もお見えになりましたので、話をさせていただいたんですけれども、園庭開放という形で幼稚園はやっておるんですけれども、園庭開放については、やはり幼稚園の方がかなり利用されているということで、ただ、園庭の中で遊んでいるんではなくて、ちょっと上がって、靴を脱いでできるようなところがあるといいねというような形で考えているような意見をいただきましたので、そういったことで、多目的室とか遊戯室などがそういった交流スペースにできたらいいなというような形でまとめております。(4)として「学びや成長を支える環境づくり」ということで、①に「発達に応じた幼児教育の場としてふさわしい環境整備」であったり、②として「豊かな情操と想像力の妖精を図るための空間の活用」ということでまとめております。  17ページの方で具体的な計画条件ということで、保育室につきましては、今、3歳、4歳、5歳児がそれぞれ1室なんですけれども、それともう1室ございまして、現在の4室をそのまま、室をふやすということはなかなか厳しいと思いますので、少し余裕を持ったつくりにはさせていただこうと思いますけれども、室数をふやすということはなかなか厳しいので、保育室3室と多目的室1室、それと遊戯室、それからやっぱりトイレなんかは今は十分ございませんので、多目的トイレであったりとか、職員用の男女別のトイレであったりとか、来客用の男女別トイレであったりとか、そういったものを少し整備をさせていただくという形で考えておりまして、そうすると、延べ床面積は800平米程度かなあという形でまとめております。国の補助基準面積の方が今の規模ですと725ですので、補助基準面積のような形でつくりたいなというふうに考えております。それと、1階建てではなかなか敷地条件から厳しいと思いますので、1階から2階程度の低層が望ましいということと、これはPTAの方にたくさんいただきまして、木材を積極的に活用した木のぬくもりを感じる園舎ということも入れさせていただきました。  (2)で園舎の配置ということで、当然ですけれども、園児の安全を確保する配置とする。周辺環境・景観を生かした配置ということで、あと2項目まとめております。  (3)で附帯施設の設備ということで、園舎だけではなくて、園舎と遊具と植栽、園庭が一体的になったような施設が必要ではないかなというような形で、一体的なまとまりのある園舎にできればいいなあというような皆さんの意見でございました。それと、やはり運動会もございますので、ある程度の園庭の確保は必要ではないかなあという形で、以上のような形でまとめております。  整備の期間といたしましては、これから新規主要事業で庁内の採択を受けました後、6月補正の予算で提案いたしまして、21年度に基本設計、実施設計を行いまして、22年度で園舎の建築工事をしたいなというふうに思っております。日程的には6月補正からスタートになりますので、非常に厳しいスケジュールになるというふうには考えておりますけれども、22年度の卒園式が新園舎でできればというふうに思っております。  以上、簡単でございますけれども、東幼稚園の園舎改築検討委員会の報告とさせていただきます。  委員長、続いて、亀中、関中の方を申し上げます。 ○宮崎勝郎委員長  はい、どうぞ。 ○広森教育総務室長  それでは、お手元の資料、二つになって申しわけございませんが、亀山・関中学校改築事業関係資料ということで、継続費の内訳と継続費全体の事業費しか書いてございませんので、簡単な内訳でございますけれども、継続費の内訳、工事の予定スケジュール、それと毎回これはご報告させていただきます前回報告以降の経過報告、それと実施設計ができてまいりましたので、平面、立面、断面図を資料として提出いたしております。  まず、1枚めくっていただきまして、亀山中学校の改築事業継続費の内訳でございますが、来年21年度と22年度の2ヵ年継続で実施をしたいというふうに考えておりまして、21年度が4億9,257万6,000円、平成22年度が6億6,342万4,000円で、合わせて11億5,600万円でございます。歳出歳入につきましての内訳は記載のとおりでございまして、工事費につきましては、これは国の補助のことがございますので、40%・60%という形で、関中も亀中もそういった組み方でさせていただいております。いずれにいたしましても、出来高に応じて繰り越し措置とかいう形にまたなるかと思いますが、40%・60%という形で計上いたしております。  工事の概要につきましては下段のとおりでございまして、新校舎棟の建設工事、附属建物としてクラブハウス、駐輪場、渡り廊下、仮設校舎の建築工事、それと屋外の整備ということで、電気・給排水設備であったり外構を予定しております。それと既存校舎の改修工事ということで、建築基準法に基づきまして改修が必要となってまいります第2棟の窓ガラスの改修であったり、機械設備等の改修を行います。それと既存校舎等の解体工事がございまして、そのほか、各種移設が必要になってまいりますので、機器類の移設工事が必要となってまいります。  次のページなんですけれども、大体のスケジュールということで、目標ということでございますけれども、さまざまな法がございますので、法の許認可によって、少し着工時期が変わる場合があるかもわかりませんが、こういった形で進めてまいりたいなというふうに思っております。  亀中につきましては、まず仮設校舎とクラブハウスを同時に着工いたしまして、仮設校舎につきましては約3ヵ月、クラブハウスにつきましては7ヵ月かかるというふうに考えております。仮設校舎ができ上がりましたら、既存建物、校舎の方の解体を行います。その後、埋蔵文化財調査を行いまして、新校舎の第1棟の本体工事の方につきましては、平成22年度からの着工になるかなあという予定で考えております。校舎工事につきましては約9ヵ月かかる見込みでございまして、校舎の工事が終わりましたら仮設校舎の方を解体いたしまして、外構工事であったりとか、既存校舎の改修であったりとかを進める予定で、平成22年度末の完成を目指しております。  続きまして、次の経過ということで、これまで学校等の協議等につきまして報告させていただいておりますが、前回報告以降のを少しまとめてございまして、1月13日の打ち合わせでは、プロット図、展開図とか、細かいコンセントであったりとか、スイッチのたぐいであったりとか、家具、建具、扉などを細かく確認をしていただきまして、実施設計に反映させるということで、このような話し合いがありました。  5ページの方に進んでいただきまして、後で設計書の方の話をさせていただくんですけれども、基本設計から少し変わるという点で、建築確認の関係の消防の事前協議の中で、クラブハウスから体育館に向けてどうしても渡り廊下が欲しいということで、渡り廊下の方を考えておったんですけれども、そちらの方、今3メーターで計画をしておるんですけれども、4メーターにかさ上げしてほしいというようなことでしたので、4メーターに上げますと、やはり雨が吹き込んできますので、反対にクラブハウスから第3棟へ向かうような形で渡り廊下をつける計画と変更しました。それと、クラブハウスと仮設校舎の間を10メーターあけないといけないということでしたので、こちらの方も設計変更して位置をずらすような形で実施設計の方は行っております。このような設計変更につきましては、当日、校長の方に報告いたしまして、了解を求めたところでございます。  それと、2月25日に校舎改築の説明会ということで、亀中の方の会議室で基本設計に基づく工事工程であるとかを説明させていただいたんですけれども、60人ぐらいの方が集まっていただいて、会議室、非常に狭うございますので、たくさん立っていただいているので申しわけなかったかなあと思っているんですけれども、60人集まっていただきました。内容としましては、基本設計の説明と今後の工事スケジュールの概略説明、それと補足説明をさせていただきました。意見交換の中で出された意見としましては、市の事業費が掲載されていますけれども、市の財源で行うのかというようなことでございましたので、国の負担金であったり、市債とか市の一般財源で行いますよというような形で説明をさせていただいて、新聞で既に掲載されて、事業費が載っておりましたので、それにつきましては単年度の分ですので、2ヵ年の継続で行いますというようなことを報告させていただきました。それと、亀中、校章がございませんというか、今、欠落しておりますので、新しい校章をつけるのかということでございましたので、校章は新設する予定をしているということを説明させていただきました。それともう1点、2階の普通教室等、ワークスペースの間仕切りが取り外せるのかということでございましたので、これについては固定でございますので外せないというようなことで、以上3点ぐらいの質問でございました。それと、ここには記載してございませんけれども、前々からご議論いただいています街路の歩道の関係なんですけれども、歩道整備につきまして、その後、まちづくり整備さんの方と協議をいたしまして、まちづくり整備の方で、亀中の外構整備に入る時期といいますと、平成23年の1月ごろから外構工事に入るわけなんですけれども、その時期に合わせて、市道西丸落針線、亀中の前の道なんですけれども、市道西丸落針線の歩道整備を行うということで計画するということでございますので、来年、平成21年度に協議を行うことになりました。ですので、亀中の南側全体の歩道整備がされるということで進めております。ですので、それについてはこちらの方と一緒に教育委員会と協議をさせていただくという形で話をさせていただいております。  それでは、続きまして関中学校の方の継続費の内訳ということで、同じく平成21年度と22年度の2ヵ年の継続費でございますが、21年度につきましては4億9,990万1,000円、平成22年度につきましては7億7,309万9,000円、合わせて12億7,300万円を予定いたしております。こちらの方、工事費につきましても40%・60%という形で入れさせていただいております。  工事の概要といたしましては、下段でございますが、新校舎棟の建築工事、附属建物の建築工事ということで、クラブハウス1、2、駐輪場、渡り廊下、屋外整備工事ということで、テニスコートであったり、外構であったり、それと既存校舎の改修工事ということで、第1体育館の改修、特別教室棟の改修ということで階段等の新設でございます。既存建物等解体ということで、管理教室棟等の解体を予定いたしております。それと、同じように各種機器類の移設工事が必要となってまいります。  めくっていただきまして、こちらの方もスケジュールの予定ということ、目標でさせていただこうとこのような形で考えておりますが、関中につきましては、まず第一に第1体育館の改修を行いまして、今、開放委員会で使っていただいておりますフットサルであったり、バレーボールであったりで使っていただいている方がご不自由のないような形で第1体育館の改修を行います。その後、第2体育館の方を解体いたしまして、そのほか浄化槽であったり、テニスコートを解体いたします。それが終わりましたら、こちらの方はすぐに本体工事に入れますので、一番上なんですけれども、校舎の工事が10ヵ月予定いたしておりますので、目標としては22年6月末ぐらいに建設できたらいいなあというふうに思っております。というか、こういうふうな形で目指していきたいなあというふうに思っております。それとあわせて、今、グラウンドと校舎の間にクラブハウスがあるんですけれども、そちらの方、非常にもう古いということでございますので、そちらの方を壊して、場所としてはそこにまた新設するんですけれども、農業水路の方を少しいらわないといけませんので、農閑期の間にクラブハウス2については建設をしたいなというふうに思っています。その後、校舎ができましたら、今の管理教室棟を解体いたしまして、特別教室棟の方が階段をつくらないといけないのと、建築基準法の関係で壁を設置しますので、その分の積載荷重が変わってきますので、それと見合う壁等のハツリが必要となってまいりますので、特別教室棟の改修をいたします。それと同時に、新校舎と特別教室棟の渡り廊下であったり、駐輪場をつくったり、クラブハウス、テニスコース、外構というような形で進めてまいりまして、検査がありますので、できましたら23年の2月末ぐらいにすべての工事が終わりたいなあというふうに思っております。  続きまして、経過ということでまとめてございますが、前回、1月20日の教育民生委員協議会で少しプールの取り扱いについて報告させていただいたところですが、経過につきまして、3ページ以降で整理をさせていただいております。消防の方としては、こちらの方は周辺地域の重要な水利であるということで、解体するのであれば協議する必要があるということでございました。それで、いろいろ話をさせていただいて、今後のこともあるので、最終的に文書でいただきたいということでいただいておるんですけれども、6ページなんですが、2月4日に消防の方から通知がございまして、こちらは地域で大事な貴重な消防水利に位置づけられているということで、教育委員会が関中学校のプールを撤去するなど、プールが消防水利として活用できなくなる場合は、そういった施設を確保するために消防本部の方で新たな防火水槽を設置するということでございます。ただ、新たな防火水槽が今の校舎建築に伴って、下段にございますように、消防法17条に基づく消防水利というのは不要であるという確認はしておるんですけれども、開発等に伴って防火水槽の設置を指導しているということでございましたので、消防の方が設置する新たな防火水槽が少し離れた位置になるのでしたら、教育委員会として関中学校の消防水利の方を検討するという形で話をさせていただきました。このプール解体につきましては、教育委員会としましては、もっと早く確実に調整しておくべきだったというふうに反省しております。できましたら、消防の方で代替施設をつくっていただきましたら、校舎の改築はもう緊急を要しておりますので進めなければならないと思っておりますけれども、こちらの防火水槽につきまして、体育館以東の工事ということでございますが、体育館以東の工事につきましては、なるべく早く行ってまいりたいと考えております。このことについては、関中のPTAの会長であったりとか、開放委員会がもちろん関係してまいりますので、開放委員会の会長であるとか、検討委員会のメンバーの方には連絡させていただいておりますが、あす、PTAの会議があるということでございますので、PTAの方の説明に上がらせていただく予定をいたしております。  それでは、設計書の方をお開きいただきたいと思います。  まず亀中ですが、1枚めくっていただきまして、配置図ということで、基本設計の方から変更させていただいたのは、先ほど申し上げましたように、体育館の北側にクラブハウスがございます。当初、クラブハウスから体育館に向けて渡り廊下をする予定でございましたが、消防の指導もございましたので、クラブハウスから第3棟に向けての渡り廊下に変更させていただきました。それと、仮設校舎でございますが、10メーター離さなきゃならないということで、これは学校とも協議して、中途半端に動かすよりも、ある程度の運動に使えるようなスペースもとってほしいし、周りをランニングできるような形で少しでも運動に使えるようにしたいということで、10メートルよりももう少しグラウンド側に位置を変更いたしまして、体育館と仮設校舎の間のところで少し運動ができるようなスペースをとるような形で考えております。  次、平面図なんですが、平面図につきましては、先ほどの経過報告にもございますプロット図、展開図の確認に基づきまして、細かい部分で基本設計から変更しております。大きく変わったことはございませんけれども、少しトイレのレイアウトが変わったりとか、若干変更しているところでございまして、大きく変更しているというところではございません。  3ページが2階の平面図ですので、これも特に変わってはございません。  それと、4ページがR階というか、屋上に屋外機の設置置き場をつくっておりますので、そちらの方の平面図。  続きまして、5ページの方が屋根伏図ということでございます。  6ページがクラブハウスの平面図でして、こちらの方も特に変更してはございません。  続きまして、7ページが校舎第1棟の立面図、南側から見た立面図と下が北側から見た立面図ということで、これも特に変わっておりません。  8ページが校舎第1棟の立面図でございます。上が東の立面図、下が西の立面図ということで、これも特に変わってはございません。  9ページ、10ページで断面図の方を上げさせていただいております。こちらの方も特に変わってはおりません。  11ページ、12ページでクラブハウスの立面図であったりとか断面図の方を上げさせていただいております。  亀中につきましては以上でございます。  次、13ページ、関中でございますが、13ページは配置図でございまして、北棟は木造1階建て、南棟は木造2階建てでございまして、それぞれ鉄骨づくり、昇降口と渡り廊下でつないでおります。既存特別教室棟とは、これは建築基準法上、1階のみの開放廊下でないと認められませんので、開放廊下で連絡しております。校舎北側にはテニスコート2面とクラブハウス、校舎南側すぐのところは、ちょっと見にくくて申しわけないんですが、アプローチがございまして、その下には緑化の駐車場をつくっております。それと、先ほど説明しましたクラブハウス2は、既存クラブハウスを解体した後、同じ位置で建設する予定でございます。そのほか、キュウビクルであったりポンプ室は体育館前に設置をいたしております。外構につきましては、いずれも透水性の歩道であったり舗装であったり、また緑地帯としております。  続きまして14ページ、1階平面図ということで、前回にも報告させていただきました以降の変更点であったり追加点を説明させていただきます。廊下3なんですけれども、廊下3につきましては、メンテナンスも便利なように、開放廊下としてはどうかということで学校にも働きかけをしておりましたけれども、不審者侵入も心配されるということや高低差もあるので、中廊下としております。このため、体育館へのスロープを設置いたしております。このほか、若干トイレとか配膳室のレイアウトを変更いたしております。こちらについても若干の変更ですね。特に大きく変えたというようなことはございません。  続きまして15ページなんですが、2階の平面図ということで、2階の平面図につきましては、若干倉庫の位置とか変わっているかわかりませんけれども、特に変更はしてございません。  16ページは屋根の伏図でございます。  17ページが立面図、断面図でございまして、18ページも立面図、断面図がかいてございます。  それと、19ページはクラブハウスの詳細図ということで、一番左側がテニスコート横のクラブ室でございまして、壁面を使ってテニスの練習ができるような壁がつくってございまして、周りにネットフェンスを予定いたしております。クラブハウス2につきましては、校舎の下の、今と同じ形でするという形なんですけれども、こちらの方、右上の方にちょっと詳細図がかいてございますが、その擁壁をまずつくらないといけませんので、撤去した後、擁壁をつくるために、上に農業用水路がございますので、農業用水路を一たん撤去し、また後で農業水路を新設するということで、水利組合さんとは十分話はさせていただいておりますけれども、農閑期にここの分については工事をしないといけないなあというふうな形で協議をいたしております。簡単でございますが、これがクラブハウスの詳細図でございます。  それと、最後がパース図ということで、全体がわかるようにということで、一番左側が特別教室棟で、真ん中が新校舎、右側が体育館、ちょっと奥に見えておりますのが文化交流センター、こういった位置関係になるのかなという形で考えております。きちっと完成がしておりませんので、申しわけございません。設計が上がってからでないとかかることができませんでしたので、変わったらいけませんので、ちょっとまだ完成バージョンではございませんけれども、こういうような形になるのかなあというふうに思っております。  以上、お時間をいただきましたけれども、説明とさせていただきます。 ○宮崎勝郎委員長  資料の説明は終わりました。これについてのご質問ありましたら。  片岡委員。 ○片岡武男委員  継続費の内訳で、亀中と関中とで亀中の方が1億1,700万ほど建設費が安いわけなんですけれども、関中はエコスクールで木材利用型やもんで国・県の支出金が多いんですか。関中の方が何か4,300万ほど国・県からおりてくる金額が多いんですけど、それはどういう条件でなるの。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  補助金でございますけど、まず亀中の方を見ていただきまして、亀中の方、関中ではないんですけれども、まず事業費の総額が違うというのは、やはり面積が違いますので、その分で変わってまいります。それと、国の補助金の内訳で違う点でございますけれども、亀中は改築の負担金と交付金がございまして、国の補助基準というのがございまして、それにつきましては、5月1日現在の生徒数によりまして、面積というのは何やったらこれだけの面積やというのが決まってくるんですけれども、これにつきまして面積をすると、今、亀中は補助基準面積よりも下回っておりますので、その分、余分に負担金という形でいただくことができます。それは負担金ですね。それと交付金につきましては、こちらの方も危険校舎の分ということでいただいております。これも危険校舎の認定が1,069平米でございますので、それに伴って建築単価というのも、これもただ、20年ベースの建築単価ですので、実施のときには21年度の建築単価を使います。ですので、若干変わってまいります。先ほどの負担金も、21年の5月時点での補助申請になりますので、若干変わってまいりますけれども、そういった国の中で決まっている面積というのがございますので、それに伴って単価を掛けまして、交付金として算出をさせていただいております。エコスクールということで、関中は面積が変わりますもので、総額の交付金が変わるんですけど、もう1点違う点は、建築単価がエコスクールの中の木材利用型という場合には0.25建築単価が上乗せされますので、その分、単価的には若干上回っております。ただ、全体としては今の校舎の危険認定をされた部分の保有面積に対して建築単価を掛けますので、そういった算式によりまして計算させていただいて計上させていただいているところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  確かに国・県の支出金が学校改築事業負担金と安全・安心学校づくり交付金を亀中は二つ寄せた金額で、関中は単なる安全・安心な学校づくりの交付金だけでしかないもんで、僕はなぜこの学校改築事業負担金というのがないのかなあと思って聞いたんですけれども、これはどういうあれですか。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。
    ○広森教育総務室長  ごめんなさい。ちょっと説明不足で申しわけございません。今までの補助金が交付金制度になりまして、安全・安心な学校づくり交付金というのがいただけるんですけれども、それは両中学校いただけるんですが、先ほど申し上げましたように、亀中につきましては、今の補助基準面積よりも現状の校舎の面積が下回っていますので、その差額の分はまた余分に上乗せでもらえるということで負担金がいただけるんです。ですので、亀中については負担金がまた別途いただけるんですけれども、これは20年の5月ベースで計算してございまして、来年、亀中、もう1クラスふえるような見込みでございますので、予算はこのときの面積で設定してございますけれども、もう少し負担金がふえるのかなあというふうに思っております。ですので、その年度によって国の補助面積が変わってきますので、今の段階ではそれぐらいというふうに思っておりますけれども、多分、来年1クラスふえるということで考えておりますので、若干というか、負担金の方はもう少しふえてくるように思います。ただ、流動的ですので、もし5月1日にもし転校生があれば変わってきます。生徒数によって国の補助基準面積が変わってまいります。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  何か国の基準、県の基準というのかな。学校改築とか、耐震があかんで両方とも同じように建てかえるわけなんですけれども、何でこう基準が違うのかなあと思ったんだけれども、それはもう結構です。  その次、東幼稚園のこの写真を見せていただいたんですけれども、これが幼稚園ですね。それで、ここら辺、丸く見えておるところが前の水道のタンクですね。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  水道タンクの跡地です。もう撤去をしてございますので跡地ですね。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  これは市の土地はどの辺まであるんですか。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  市の土地は、上のところで点線になっておりますところですので、南側、下に北鹿島の住宅がありますけれども、そこのがけの上ぐらいです。がけの上ぐらいというか、下までは行かないんです。擁壁のところは下の住宅開発された方の土地なので、そのがけの上ぐらいがちょうど学校用地になります。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  何か将来的に考えたときに、もうちょっと運動場と、そりゃあ確かに緑を残すとかいうのはわかりますけれども、どうせするなら、もうちょっと子供の遊び場の、サツマイモをつくるのか野菜をつくるのか何をつくるのか知らんけれども、そういう場所もとるんであれば、これを多少広げてやることができなんだかなあと思うんだけど、その辺はどうですか。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  前段の共用園舎、第二愛護園と東幼稚園の合築園舎のときにいろいろ意見が出て、何とかここを削れば、もう少し土地ができるんじゃないかという話ももちろんさせていただいたんですけれども、やはりなるべくこのいい環境というのを、PTAのアンケートの中にもありますけれども、山を削ってほしくないという意見もございますように、なるだけ山を削るとかいうことについては、それともう一つ、山を削っても、ここは崖地条例が適用になりますので、有効面積としてはあまりできないのかなという思いもあります。それと、せっかくのいい、本当にこの陰涼寺山は東小学校の子供たちがすごく楽しみというか、すごくいい環境ですので、なるだけここはいらいたくないなあという思いはあります。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  意味はわかります。そやけども、この山があることによってがけが崩れて、民家の方に落ちていったらあかんのやったら、削るときは削ったらどうかなあと思って僕は言ったんで、もう結構です。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  ちょっとお聞きしたいんですけど、関中のプールの防火水利とか、わけのわからん説明をしてもらったんやけど、ここに一番最初に石本設計がやった平成20年6月30日の委託契約技術提案書、審査委員会から最優秀提案者3社、そこに一番最後のページかな。将来的に新築体育館の移築、新校舎の新設等々も考えた今回の配置計画の中でのいろんなことで、駐車場30台というのが書いてあるのな。それが今の話を聞いておると、プールはまだ残しておくという話になったと。消防署と自治会と消防法17条どうのこうのと言っておるけど、こんなの簡単に変えてもらったら困るやないか。これが最優秀やったんやろう、将来を見据えた。提案として、去年、おととし、私はちょっと提案させてもらったけれども、中学校の12億もかけたその費用の中で、防火水槽を駐車場のところに設置したらどうやということで提案させてもらったんやけど、いつの間にかそれが消えてしまって、なしでよろしいのやと。わしはごちゃごちゃ言ったかしらんけど、いつの間にか自治会との話でプールを残しておきますと。そんなものではないやろうが。どうなっておるんや、これ。一遍はっきりしてくれ。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  最初の提案を求めた段階では、それは消防といろいろと協議をした中での話であったんですけど、そこのプールは必要ないということで、最初の計画の中でそこを撤去して駐車場にするという案で計画を進めてきました。ここで、きょうの報告書の中にもありますように、3ページにありますが、その後の消防との協議の中で、現在の関中学校のプールについては周辺地域の重要な水利に位置づけてあるということがわかりました。ですので、プールについては、もし教育委員会が壊すのであれば、かわりの施設を消防本部の方で整備しますと。それまではそれは残しておく必要かあるということでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  違うやないかな。最初から石本が、こんなもの、プール関係なしに図面をかいておるんやないか。あんたらが、大学の教授かなんかしらんけど、選定委員会の。最初から、こんなもの、プールなしでかいておるんやろう、石本は。違うの。石本、そんな、言っておるのかい、最初から。そんな提案書なかったぞ、この中に。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  最初の中ではプールは撤去する計画ですので、それを残す提案はございませんでした。ですので、そこを利用した形での提案でございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  だから、この地域で、泉ヶ丘170戸以上、180戸近くあるかな。その上の段に富士ハイツという団地が130戸ぐらいあって、それを開発する段階において、結局、それだけの開発面積の中には40トンの防火水槽が7ヵ所要るというのが基本やと。開発行為があるときは、必ず防火水槽やとか防火水利をつくっていますよ、どこでも。アパートでもそうですよ。そういうのをつくっていますよ。そうすると、その代替という形で中学校のプールが大体300トンぐらいあるもんで、その開発業者はそれを代替として、今、全体で泉ヶ丘は40トン2ヵ所、富士ハイツには1ヵ所、3ヵ所ある。そうすると、4ヵ所設置せんならんのを、そのプールで対応するということになっておったけども、私はこの図面を見せてもらったときに、駐車場30台のところがプールでしょう、石本の設計では。そこへ駐車場の下に防火水槽を入れたらどうかと消防本部と話したら、予防室のだれか知らんけど、要らんと言ったんや。そして、ごたごたおれが言ったもんで、プールを残すと。こんな簡単なもんかいというのさ。何でこの中学校の改築のときに、既存施設でそういうようなものがあったら、それにかわる施設を、例えば100トンの防火水槽を設置するということをなぜ中学校の事業費の中に組み入れられんのや。何が消防やな。消防はどこをするのや。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  先ほどの内容でございます。6ページに2月4日の消防からの文書をいただいております。そこに今、櫻井委員が言われた基準でいくと7ヵ所要ります。ただ、実際には3ヵ所あるんですけれども、その部分については関中学校のプールを使うということで、当時の開発のときはそれぞれ設置されなかったわけですけれども、地域の消防水利でございますので、それは消防本部で整備するということでございます。ただ、中学校の建築、いわゆる学校の校舎だけに必要な防火水槽ということであれば、それは教育委員会の方で当然しなければなりませんけど、それも40トン級の防火水槽でいいということでございます。今回は地域の消防水利でございますので、教育委員会ではなしに消防の方で整備をしてもらうと、このようなことでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  何ぼ縦割りの行政か知らんけども、100万都市でも5万都市でも1,000人の村でも、やっぱり教育委員会の部門は、やることは教育部門だけですわと。消防は消防です。そんなものでは行政は成り立たんと私は思う。これは石本を選んだときにプールを考えてなかったやないか、プールをつぶすって。防火水槽は。この防火水槽の位置づけはどんなことですかと、石本の調査が悪かったんやないかな。違うかい。何のためにこの防火水槽があるんですか。  大体、設計業者というのは、周辺も、北側にフェンスがあるわな。フェンスのところにかぎつきの扉があるんや。何かのときにあそこへ放り込めるようにな。このフェンスは何ですかと。子供も下りられへんで。例えば関の小学校を見ると、ちゃんと東側に扉をつくってある、出入りできるように。子供が出入りするのと違うで。何かのそういうときに水利に使うために、フェンスを越さんでもいいようにしてあるんや。だけど、石本は何もこれは考えてないということやんか、当初から。  だから、石本はこのプールがどんな位置づけであるかということを何も検討もしてないということやろう。また、教育委員会も、そんなことも何も眼中になかったやないか。そこを私は提案したんや。そうしたら消防本部と話したら、こんなもの要りませんと。そう言った人もおかしいと思うんやわ、基本的に。だから、自治会長を巻き込んだわ。自治会長さんも、消防本部も教育委員会も行っておるはずや、泉ヶ丘の自治会長さん。だから、ここへ工事と何が消防と協議やわけのわからんことを言うて、12億のうち10億以上の合併特例債を使うんやないか。合併特例債ってそもそも何やな。それから考えてくれ。合併特例債の根拠は何やな。これは消防部門です、これは教育部門です、そんな分けることないがな。違いますか。何でこれは教育予算の中で、これは1,000万ぐらいでできるんやがな、この防火水槽。100トン入れるのに。 ○宮崎勝郎委員長  質問の趣旨、わかってもらったと思うので、答弁。できなかったら、10分間休憩します。                午後2時07分  休 憩                午後2時18分  再 開 ○宮崎勝郎委員長  それじゃあ、休憩前に引き続き再開いたします。  教育次長。 ○水野教育次長  まず、石本が出してきた提案ですけれども、そのプロポーザルに出すときの条件、いわゆる仕様書ということで、その中でこちらの方からプールについては解体するということで、そういった条件の中で提案してくださいよということでプロポーザルの提案を求めております。ですので、最初のそういった提案の中には、プールの場所についても駐車場利用という形で上がってきております。あと消防につきましては、やはり地域の消防の水利であるので消防の方で整備しますよということで、今の消防の計画では、22年度に整備するような形で検討していただいております。ですので、この関中の事業が22年度末完了ということですので、消防の防火水槽の完成時期にもよりますけれども、22年度にできれば引き続いて関中の方でプールを解体して、あと残っている部分を整備していくような形で今考えております。  ですので、消防の方で仮に22年度に防火水槽が整備していただけたら、その完成を待って、教育委員会の方で今のプールを取り壊し、最初の計画の施設を引き続き整備していくと、このように考えています。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  だから、消防の方でという部分がちょっと理解がわからんのや。 ○宮崎勝郎委員長  教育次長。 ○水野教育次長  あくまで消防で地域の防火水槽として考えていただいておりますので、消防の方で整備するものでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  場所は。 ○宮崎勝郎委員長  教育次長。 ○水野教育次長  場所についても、消防の方で検討していただきます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  消防でつくっておる市民のための防火水槽は年間3基から4基やわ、予算としてな。大体40トンクラスで五、六百万やわ。そうすると、予算のときに、結局関中で100トンつくった場合に1,000万やな。そうすると、通常4基つくるところが、1基40トンで600万として2,400万や。そこへ1,000万取られたら、大体平均4ヵ所ということで、2ヵ所しか市民の要望にこたえられんわけや。そういうようなことではあかんやないか。  僕は、石本にプールについては解体するといったときに、まずひとつ教育委員会の一つの足らんだところ。このプールは全体の地域に対してどんな役割、何でこのプールは年がら年じゅう水がつけてあるんやということを気がつかんということが一つの汚点じゃわ、おれから言わせれば。とわしは思うがのう。こういうような駐車場になっておるもんで、僕は去年、おととしに、防火水槽を駐車場の下へ入れるべきやという提案をさせてもらった。それをええころ聞いておったわけやないか、あんたらが。何でそのときに石本に言わんだんや。中学校の施設については、ここに書いてあるように、準耐火建築物要件を満たせば、消防法第17条に基づき防火水利、消火栓、防火水槽は不要であると。2月4日に建築確認申請時前消防協議で、予防室の連中と石本とも話をしておるわけやんか。予防も予防やけどな。地域の実情、泉ヶ丘、富士ハイツの防火水槽の実情を十分理解しておれば、当然、中学校のプールを解体して駐車場になる下の部分に何らかの施設を埋設するということを提案せなあかんやないか。違いますか。これは消防費じゃあ、これは教育費やで、教育費では消防施設はつくれませんって、そんなもんかい。そんなことないでしょう。ちょっと、これも市長がかわったで、あんたらにしゃべったって仕方がないで。一遍指示を出してくれんかな、そういうふうに、市長。 ○宮崎勝郎委員長  ちょっと暫時休憩します。                午後2時25分  休 憩                午後2時33分  再 開 ○宮崎勝郎委員長  委員会を再開します。  それじゃあ、先ほどの櫻井委員の答弁をお願いします。  副市長。 ○小坂副市長  主題にしていただいております関中学校の現在のプールが地域の防火用水としての機能をも帯びているということをよく理解し、消防当局と早急に調整をし、水量の水源の確保のための方策を早く立案するように私が調整をさせていただきます。 ○宮崎勝郎委員長  よろしいね。  ほかに。この資料について。  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  今度の亀中と関中の新築に関して、太陽光発電のパネルはつけないんですな。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  今回につきましては、何度もご質問いただいているんですけれども、かわら屋根にしたいということで、太陽光発電については考えてございません。 ○宮崎勝郎委員長  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  6チャンネルを見ておると、今現在、亀山市の方も個人住宅に関して太陽光発電を導入したら6万円の補助とか、エコキュートで2万円とか、日本国の御国の方も、何とかしてCO2を減らすのに、もう減らす減らすといってふえておる状況やでね、国家全体で。少しでも何とかせなあかんで、まだこれから太陽光発電をできるだけ個人住宅にも云々という話があるのやけど、かわら屋根にするからつけないとか、こういうふうな新築のときにつけやんと、個人住宅にはつけよつけよって、鐘と太鼓で言いながら、肝心の、おれ、この前の議会で言ったように隗より始めよやないけど、こういうチャンスにつけないというのは、僕、どうも、幾らかわら屋根と言うけれども、何か納得いかんよのよね。行政の統一性がないということですよ。これ、内閣やったら閣内不一致やわさ。右手のやっておることと左手のやっておることが違うんやから、片方は太陽光パネルを導入せよ云々と言って、こっちはかわら屋根でござい、だからつけませんって、こんなチャンスにつけやんと、一体いつつけるの。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  今回は亀中につきましても一部改築ということで、それも本当に狭隘な施設の中でさせていただくわけですし、すごくエコスクールということで太陽光発電とか新エネルギー、西小学校の風力発電もございますけれども、そういった教育的なことも含めまして必要であるというふうには認識しておりますが、今回、亀中、関中もそうなんですけれども、亀中なんか特に、先ほど申し上げましたように、狭い敷地の中で1棟だけでいろんことをなかなかクリアできないというところがございます。今後の改築に当たっては十分考慮をしていきたいと思いますし、地域性もございますので、そういったことは十分考えて、今後、太陽光発電を初めとするさまざまな省エネルギーといいますか、当然、亀中につきましても、自然採光であるとか、自然換気であるとか、考えられることは、木質の内装化とかいうことも含めて考えることはさせていただいておるんですけれども、今後の亀中の改築初め、ほかの学校施設の改築につきましては、地域性も含めて、いろんな省エネルギーにつながるようなことについては引き続き検討していきたいというふうに思っております。 ○宮崎勝郎委員長  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  一部改築と言うけど、一部改築というイメージやないわね。1棟ころっとつくるんやから。トイレだけ直すとか、そんな話やないんやから。そして、全体の云々と言わはるけど、それは西小学校も、奥の方はついておらへんけど、前の棟についておるわね。向こうの方まで全部つけたら、そりゃいいのかしらんけど、だけど、亀中もそういうことができて、やってやれんことはないけど、要は、やる気がないから、あれこれ理屈を述べておるだけであって、僕にとってはそうとしか思えんのやけどね。 ○宮崎勝郎委員長  どうですか。これは本当に先ほどの話やないけど、環境との連携はできておるのか。  教育長。 ○伊東教育長  今回、歴史的風致維持向上計画ということで全国5市に選ばれた関係もございまして、ちょうど今回の亀山中学校の1棟は、道路沿いから見ますと亀山城が見える、亀山にとっては景観の一番いい場所というふうに私は思っているんですが、そんな関係でかわら屋根というふうなことにこだわっているわけですが、先ほど広森室長が言いましたように、また岡本委員さんのお考えは、CO2の削減等で国家的に大変力を入れている時期というのは十分心得ているわけですが、今回は景観を優先させていただいたということでご理解を賜りますということと、将来、2棟、3棟はいずれ壊して建て直しというふうなことが考えられますので、そのときには太陽光発電、あるいは風力等も加えて取りつけていきたいと考えております。 ○宮崎勝郎委員長  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  景観のことはまんざらわからんことでもないんやけど、だけど、屋根の上にああいうパネルが乗って、そんなに見苦しいというか、大体、ここやから向こうのパネルはよう見えるけど、地べたを歩いておったら見えへんでしょう。上の方にあるのやで。僕はそう思うのやけどね。だけど、そういうふうなことやったら、あと2棟、奥の方の棟をやるときには、そういうのをつけると。そういうふうに考えているんやったら、それだけでも、まだ先のことですけれども、そのときになったら、ここにおる人、半分以上変わっておるかもしれんけども、もうそんな約束は遠い約束であって、どれだけ実行されるか、保証の限りはないけれども、一応そういうことで賜っておきます。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  なければ、私の方から一つ。今回、校章はつけかえますけども、市章はいかがですか。ここについていますけど。これは各小学校も中学校もつけたと思うんですけど。  広森室長。 ○広森教育総務室長  8ページなんですけれども、今こういうような形で校章と市章とつけるような形で予定はいたしております。市章は今ございますので、移設するつもりでおります。 ○宮崎勝郎委員長  はい、わかりました。見落としていました。  葛西委員。 ○葛西豊委員  亀中の建築予算の中でちょっとわからんので聞くんですけれども、仮設校舎の建築費、これは工事請負費の中にもう既に入っておるんですかね。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  工事請負費の中に入ってございます。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  幾ら。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  金額はちょっと、設計額は申せませんけど、全体の中に含まれておるということです。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  それともう1点、今よく聞かれることがあるんですが、実は校舎とはちょっと関係ないから、一般質問的な形になるかわからんけれども、グラウンドの排水がめちゃ悪いらしいんですわ。亀中と東小学校。これきょう雨が降ったら、あしたもあさっても水がはけない。引かない。これは関連で、亀中は校舎関連として、ことしできなかったら来年でも、やられるというんやったら別やけど、もっと先やというんやったら、附帯工事として一緒にやってほしいですね。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  グラウンド整備につきましては、これまでも議会の方でいろいろご質問もいただいておりまして、亀中、東小学校、川崎小学校、ほかにも南小学校ですね。関小も砂が軽いもんでと言われているんですけれども、少しずつ毎年予算も、標準予算の中ですけれども、標準予算の中でできる範囲でさせていただいておりまして、去年は野登と昼生をさせていただいて、ことしは井田川小学校のグラウンドをさせていただいておりますが、亀中はこの工事がございますので、この工事、今見ていただきますように、仮設校舎とかいろいろつくりますので、その工事のめどがつきましてからさせていただくというような形で考えております。東小学校についても、東幼稚園の改築に合わせて検討していくという形で、どんな工法がいいかということも含めて検討したいということで考えております。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  検討よりも、もう即かかってくださいよ。検討をすると言われると、やっぱり検討することは、もうみんな言われるには、やらんのと一緒やというような言葉をよく聞かれますので、やっぱり悪いことは悪いで、それは市民の声が随分出てきていますので、そういったことで、それ以前でもできることであれば早いところやってほしいし、改築と一緒ぐらいの時期には遅くともやっていただきたい、かように思います。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  実は、これは見ていただきましたように、改築のときには、ここは工事用車両等も一部通ったりとか、テニスコートを少し移設したりとかしなければなりませんので、改築工事でこのグラウンドの部分がもう使わない状態になった段階でグラウンド整備をしたいというふうには考えております。 ○宮崎勝郎委員長  もっと端的に答弁願えますか。もう言いわけ的なものは要りません。  もう一般質問に入ったみたいですので、資料も含めて、質問がありましたら。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  亀中のクラブハウスにはシャワー室があるんやな。関中のクラブハウスにはシャワールームがないんやわ。要望が出なんだでつくらんだけで、絶対にこんなもの、要るに決まっているんやわさ。シャワールームわな。これは20年10月20日の資料でも、確かに中学校の先生らがシャワールームと言わなんだかわからんぞ。けど、亀中にシャワールームが、立派なのがついとるのう。関中にはあるんか。あるんやったら、どこにあるんや、教えてくれ。
    宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  関中学校の方につきましては、前回もお答えさせていただいたと思うんですけれども、体育館のプールの解体の後に、そこに一つ建物を建てまして、その中にミーティングルームであったりとか、シャワー室であったりとか、それと今フットサルが使っているフットサルのゴールを入れるところであったりとか、防災倉庫であるとかいうのを一つの施設として建てる予定でございましたけれども、これはプールの解体に合わせて一緒に設置したいというふうに考えております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それは22年度末までに駐車場も防火水槽もすべてできるということやな、完成時には。シャワールームは、それなら何でないのやな。先生、言わなんだんか。PTAも言わなんだんか。子供も言わなんだんかな。言わんもんはせんのかな。 ○宮崎勝郎委員長  今からつくるって言っておる。 ○櫻井清蔵委員  書いてないもん。 ○宮崎勝郎委員長  いやいや、書いてないけど。 ○櫻井清蔵委員  どこへつけるんだ。 ○宮崎勝郎委員長  聞いておらへんなんだんかい。つけると言うたんやで。  広森室長。 ○広森教育総務室長  この前の協議会で図面を差し上げたときに出させていただいていると思いますけれども、体育館の東側にそういった施設をつくるという予定で進めておりましたので、今回は一たん中止しておりますけれども、今度の駐車場整備に合わせて一緒にさせていただく予定をしております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  シャワー室も。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  シャワー室も入っております。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  片岡委員。 ○片岡武男委員  歴史まちづくりは教育委員会の所管ですわね。違うの。これも産建かな。一緒。その中で、景観はそうすると産建のあれですわね。その中で、先ほど広森室長が言われましたけれども、亀中の道路、歩道をちゃんとすると言われましたね。ということは、現状、あれは1メーターそこそこの細い道がずうっと上に来ていますね。その辺もちょっと改造という計画が22年以降、23年か。この歩道、亀中の前のずっと歩道をやるのは。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  来年から協議をしていくという形ですけれども、今の話の中では、うちの関中の外構のときに合わせて前の道を、ですので、県道の方は含まないんです。              (「これ、亀中やろう」の声あり) ○広森教育総務室長  ああ、すみません。ちょっと頭が混乱しておりましてごめんなさい。亀中ですけれども、23年の1月ごろから外構にかかりますので、市道西丸落針線というのが前なんですけれども、ですので、県道は含まないんですが、前の市道西丸落針線については歩道整備を行うということで、来年度、21年度から設計に当たっての協議を行っていくという形で考えておりますので、その工事時期については、23年の1月ごろ、私どもが工事用のフェンスを取ったときぐらいに同じような状態のときにしたいなという形で、今は担当レベルでは話をしております。 ○宮崎勝郎委員長  片岡委員。 ○片岡武男委員  せっかく歴史まちづくり、全国で5本の指に入れていただいたんで、産建だけやなしに、嶋村君、その辺もよく話を聞いてやってもらって、景観を兼ね備えたちゃんとした歩道もつくっていただくように、もう一般質問ですので、要望しておきます。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  この間、亀山バイパスで中学生が死亡されたわな、夜中の12時50分に。前回、わし、言ったと思うんやけど、一遍、全小学校11校、中学校3校、各子供たちの通学路の点検を建設部と協議してくれへんかと言ったけど、もうこれはあれから大分日がたっておるで、検討結果を教えてくれん。してなかったら、してないと言ってくれ。してあるのかないのか、まず。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  そういったご意見をいただきましたので、すぐ後の校長会の中で各校長には指示をいたしたところであります。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  校長会に指示しただけで、その結果はまだまとまっておらん。まだ検討の段階と理解していいかな、教育長。 ○宮崎勝郎委員長  伊東教育長。 ○伊東教育長  この通学路の危険箇所につきましては、毎年10月にあります教育懇談会のところで、各学校から、ここを修理、あるいは歩道を設置してほしいという要望を受けて、その回答もいたしておるところでございますので、毎年進めておりますので、ご理解願いたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その成果報告というのは、大体出ておるのかな。 ○宮崎勝郎委員長  服部室長。 ○服部生涯学習室長  PTAから夏、要望が毎年上げられます。そして、各PTA、学校におきましては、その要望を作成するに当たりまして、PTAの方たちが通学路点検を実地でいたしまして、毎年、歩道、信号、危険箇所等を点検の上、要望書を提出していただいております。それに基づきまして、教育長が申しました10月に教育懇談会の場で、市長初め関係室長が出席の上、すべての要望について回答を述べさせていただいております。県や国の関係分につきましては、年度内に文書で回答もいたしておるところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  だから、要望はわかるわ、要望をようけ出すんやで。その完成度というの。達成度はどんなぐらいですかというの。例えば、当然あれは緊急な、もうこれは子供が死んだでな。夜中の12時50分に中学生が歩いておることは好ましくないことやと、そんな話も出た。ちょっと歩道を渡れば死なへんなんだのにと。あれは道路構造上悪いんやでさ、そうやって要望が出たときに、どこまで達成できておるのかいなというの。年間、例えば19年度やったら19年度、要望がようけ出ていますやろう。35件出ておって、そのうちの5件しかできませんでしたとか、今回の校長会での協議の中でいろんなものが出てきた中で、どれだけぐらいのものが点検されたんかということが知りたいなと。それはまた後で文書でも教えてください。 ○宮崎勝郎委員長  また次回の委員会にでも出していただきたいと思います。  ほかに。  葛西委員。 ○葛西豊委員  先ほどの交通安全というようなことで関連がありますので、ちょっとお尋ねをしたいんですが、実は以前に市役所の前から、この道なんですが、右も左も見ない、ぱっと、それも自転車で渡った子供がおりました。こんなことはもう危ないなあと。左右確認して普通は渡らなあかんのにと。それをほかの議員さんを通じて言っていただくように言ったんですが、その後になってまたそういうふうな事故が起こったということで、今、小学校11校、中学校3校、それの春、秋の交通安全週間についてでもいいですが、交通安全教室というのか、前はよく自転車とかあれでやっていましたな。そういうのが今現在も学校でやってみえるんですかね。どうでしょう。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  交通安全教室につきましては、各校で全部が実地的に指導しているかどうかというあたりはちょっと今資料を持ち合わせておりませんが、通常の交通安全指導、それから交通安全教室、これは警察のご協力も得てということでやってきておるわけです。ただ、現在、中学生の自転車による事故がかなりの数発生をしておりますので、中学校における自転車の安全指導というのは課題になってきておるんじゃないかというふうに考えておるわけです。先日も市民部でしたか、警察の協力を得ながら、21年度開催できないでしょうかねというようなご意見をいただきましたので、年度改まってから中学校における安全指導教室の開催ということも、その実現に向けて進めてまいりたいというふうに思っています。 ○宮崎勝郎委員長  葛西委員。 ○葛西豊委員  先ほど学校教育室長が言われたのは、中学校という特定な、そういうふうな形じゃなくて、小学校から中学校へ上がるんですよ、義務教育の課程の流れは。ですから、小学校の時代からそういうふうなマナーをつけておいてもらう。そして、必ずそういうような形を実行していただく。そういうことがもう必要やないかなと私は思いますので、ぜひとも先ほど言われた校長会なり、そういう中で取り上げていただいて、もう子供が命を失うようなことはあきませんわ。ぜひともひとつよろしくお願いをしたいと思います。お願いします。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。  池田委員。 ○池田依子委員  一般質問でも森美和子議員から出ましたけど、DV対策についてお伺いをしたいと思います。  今、現実として定額給付金が進められておりますけれども、前回一般質問のとき、19年で8件、20年で6件という答弁がございました。この本市における定額給付金に係る人でDVに関係する人がいらっしゃるのかどうか。また、その人に対しての対応策がありましたら、お聞かせ願いたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  ちょっとこの委員会、よろしい、それ。 ○池田依子委員  DVの部分……。 ○宮崎勝郎委員長  いや、定額給付金での支給でのあれですか。 ○池田依子委員  支給の部分になります。 ○宮崎勝郎委員長  この委員会でよろしいかいな。 ○池田依子委員  DV対策……。 ○宮崎勝郎委員長  DV対策だけ、広森部長の方からお答えください。  広森部長。 ○広森保健福祉部長  DVの被害者の方への定額給付金はどうするのかというようなご質問やと思いますけれども、基準日は2月1日になっておりますが、その基準日にDVの被害者の方が避難先に住民票を移しておれば、その避難先の市町村で定額給付金を受け取ることはできるということになっていますけれども、加害者からの追跡を避けるということで、住民票を亀山に置いたまま他の市町村に避難措置を行っている方、現在1名ですが、おります。こういった方には、加害者が世帯主であれば、本人に定額給付金というのは支給されないということになるわけですけれども、やはり市民全員に支給することは重要というふうに考えていますので、DVの被害者の方を救済するために、市独自ででも定額給付金相当額を支給できるよう、検討させていただきたいなというふうに考えているところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  よろしいか。  池田委員。 ○池田依子委員  いろいろと対応をお願いしたいと思います。  同じDV対策の関連なんですけど、質問の中で緊急保護体制についてお話がありましたけど、また配暴センターに移っての部分の中で、全部、配暴センターを設置した場合には市が受け持っていかないといけないというようなことで、周辺と足並みをそろえたいというようなお話もありました。現実に緊急にそういう部分の相談があった場合に、亀山市として対応というのは、今の現時点でどのようにされてみかるのか。また、そういう場所があるのか。もう一度そこを確認したいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  志村室長。 ○志村子ども総合支援室長  緊急時、夜間とか土・日についてのDV対応につきましては、先日の答弁にもあったように、基本的には夜間とか休日に起こるときには加害者が一緒にいる場合が多いですので、よほどの緊急事態でないと、もう暴力がひどくてという場合でないと、支援の対象に上がってこない方がほとんどです。ですので、その場合は大体110番に通報したりとか、警察にSOSを求めて、そこ経由から県の配偶者暴力支援センターの方に直接行って一時保護という経緯が多いです。その時点で私どもの事務所の方に連絡があって、担当者、もしくは責任者が配偶者暴力支援センターの方に出向いて、そこからケースワークが始まるというケースがほとんどで、今までの実態を見ましても、夜間と休日に上がってきたケースはそのような経緯で進んでおります。池田先生おっしゃってみえるのは、例えば夜間にケースが起きたときに私どもがどういうふうに動くのかということなんですけれども、実際に夜間の相談体制につきましては、あいあいが開いている時間につきましてはあいあいの守衛さんの方に、その時間を過ぎました場合、市役所の守衛さんの方に、DVが起きましたということの場合は、私どもの電話を教えずに、私どもの方に連絡をください、私どもの方から連絡をしますのでという形で、対応する段取りは一応整えてはあるところです。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  そうすると、通報が例えば警察に入るなり、市役所に入るなり、そういう形の中で、例えば警察に入った場合にも担当者の方に連絡が入るようになっているわけですか。 ○宮崎勝郎委員長  志村室長。 ○志村子ども総合支援室長  警察及び児童相談所の場合は、責任者の電話番号しか教えてありません。私の方に入ってくることになっております。その理由はというのは、大体、児童相談所とか警察からの場合、警察の場合は生活安全課の課長さんが直接電話をしてこられますし、児童相談所の場合は課長もしくは所長が連絡をしてこられますので、それに対応する立場として、私が直接お受けする形にさせていただいております。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  たびたび申しわけないんですが、現実に、いざ亀山市で役所で担当者に連絡がある。急遽という場合には、そういう確保は考えてみえるのか。確保する場所。 ○宮崎勝郎委員長  志村室長。 ○志村子ども総合支援室長  一時保護の避難場所の件につきましてですね。以前もご質問があったかどうか、ちょっと記憶が定かでないんで申しわけないんですが、対DVの被害女性用の市営住宅につきましては1戸調整して確保させていただいてあるんですが、おっしゃっておみえになります一時保護施設につきましては、申しわけないです、準備されていないというのが正直なところです。といいますのは、すぐにやっぱり亀山市の町の中で知られますと、どこに避難されているかというのがわかるというのはかえって危険ですので、そういう案件につきましては、県の配偶者暴力支援センターの方に一律一時保護をお願いしているという形にはなっております。ただ、市外の母子生活支援施設に対しては、要綱でDV被害女性につきましては一時保護をできるというのはありますので、それを使った事案はございます。ただ、市内にはあえて置いておりません。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  実際にはお友達から現実にお友達のうちに逃げ込んできたと。他市の方の話だったものですから、そのお友達のところで保護されているもんですから、県の方の配暴センターの方に、ちょっとそちらの方に相談するように話をしたわけですけれども、実際には、夜中に電話がかかってきた場合に、今までの亀山市の中では、そういう相談は私も受けているんですけど、事例はないという形ですか。何かさっきちょっとちらっと、違う部分の中で。 ○宮崎勝郎委員長  志村室長。 ○志村子ども総合支援室長  夜間にそういう事案が起きた事例があるかないかということですね。夜間に警察を通じて配偶者暴力支援センターで一時保護されたケースはありますが、夜間に直接私どもに相談を受け、そのまま対応したケースはないということです。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  もう一度確認したいんですが、何か現実は亀山、例えばワンルームマンションなんか、あちこち建っていますよね、ホテルでもね。そういう部分の中でお願いをしておく必要があるのか、今の時点では、夜中でも連絡が入ってきたときに配暴支援センターが対応してくれるので、そういう心配は必要ないと考えてみえるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  志村室長。 ○志村子ども総合支援室長  うまくちゃんと説明できてなかったので、申しわけありません。夜間においても、私どものやっぱり福祉としての責任はございますので、警察さんから連絡がありましたら、すぐに飛んでいきますし、場合によっては、警察よりも先に私どもに連絡が入った場合は、ホテル等の手配とか、一時保護の施設についてはございませんが、ただ、県の配偶者暴力支援センターに連絡をとって、行けるまでの間、私どもの事務所とか、あるいは一定の場所を決めてお預かりして、安全に逃がすための保護をするということは考えられるとは思います。ただ、そのきちっとした場所を決めるというと、なかなか難しいですし、それはやっぱり市の方に配偶者暴力支援センターを置かないとできないことになりますので。ということです。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  ありがとうございます。そういういつでも対応ができような心構えを準備しておいていただきたいなというふうに思います。 ○宮崎勝郎委員長  ほかに。なければもう終わりますが。  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  この前の一般質問のことに関してちょっとお伺いしたいんですけど、私は、質問趣意書にもちゃんと答弁を教育長または教育委員長と書いて、そして教育委員会そのものに関して質問したんですよね。鉄のカーテンの向こう側で顔が見えんとか、一般の人にあまり知られておらんとか、市民の意向なんか、なかなか吸い上げるような体制やないとか。ところが、教育次長ばかりが出てきて、非常に紋切り型の答弁するんやけど、こちらが教育長または教育委員長に質問と書いておるのに、当の教育委員会そのものに関した質問やのに、何で当のご本人、教育委員長が出てこないんかということですよ。それをお伺いしたい。 ○宮崎勝郎委員長  教育長。 ○伊東教育長  教育委員会の性格等この一般質問をいただいたわけですが、私が答弁しなかったことにつきましては、ここでお断りといいますか、おわびを申し上げたいと思います。教育委員会の職務その中で、なかなか目に見えないところがあるんじゃないかという内容がございましたが、私たちが行っていく行政事務は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づいて粛々と行っておりますが、その部分というのは不易という部分が多く、なかなか開かれたといいますか、そういうことがないのが実情でございます。そういったことで、市民の方にはちょっと見えにくいなというふうな思いをされたかわかりませんけれど、当市は、例えば学校教育であれば、国の学習指導要領に基づいて学校教育ビジョンを策定して、亀山らしい取り組みも行っておりますので、今後そういった特色ある教育につきましては、市民にわかるようなアピール、あるいは広報等を進めていきたいと思っております。 ○宮崎勝郎委員長  岡本副委員長。 ○岡本公秀副委員長  そういう話を当日してもらったらよかったんですよね。せっかく教育委員長さん、2日も3日も来てもらっておるのに、一番最初に教育行政の概要報告だけ朗読して、あと、じいっと座ってばかりおっても退屈でしょう。何したところで、やはり教育行政に関して、そりゃあ、水野次長がいろいろ答弁されるのは、これはよろしいですよ。だけど、内容によっては、せっかく3日間も出てきてもらっておるんやから、やはりできるだけ、僕は教育委員になったことないんやから、実態はわからんわけですよね、ほんまのこと言って。だから、そういう地位についておる人が、いやいや、岡本さんはそう言うけども、そうじゃありませんよ、実態はこうですよと。それを自分の声でやはり言っていただくということも大事やと思うんですわ。だから、できるだけ答弁は何でもかんでも次長に振らんと、やはり自分でできることは自分でやって、率直な状況を聞かせてほしいということを私はそれを望んでおるわけですが、この場でお願いをして、これで終わります。以上。 ○宮崎勝郎委員長  宮﨑教育委員長。 ○宮﨑教育委員会委員長  今、岡本議員さんから、一言もしゃべらんというおしかりをいただきましたので、重い鉄のカーテンをちょっと広げて、レースのカーテンぐらいで教育委員会が見えるようにこれから、今、私がなってから、もう随分、教育委員会も法が変わって、いろいろ法に従って随分と改革されてきました。このままで皆さんに何を、どんな仕事をやっているのかというのを、先ほど教育長もおっしゃいましたように、やっぱり私たちも啓発とかアピールとか、そういう面で努力してなければいけないなということもわかりました。これから教育委員会がますます市の教育を頑張ってやっていけるように努力したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  若者の支援体制の整備についてのユースアドバイザーの件でちょっとお伺いしたいんですけど、国が30歳、これは一応モデル事業ですけどね。30歳ぐらいと決めている中で、答弁の中で本市は大体18歳から23歳ぐらいと決めているというような答弁があったかと思うんですけど、その年齢の根拠というものは。本来は、私はもっと30歳以上にすべきでないのかなあという、ここではしっかり子ども総合支援室で18歳まで面倒を見ていただいていますけど、そこの間が途切れてしまいますのでね、18歳以上。やっとこういう若者支援体制の整備計画が国でモデル事業として9ヵ所されていただいて、これからもっともっと充実されていこうかと思います。国は30歳と決めているのに、うちの場合はとりあえず23歳ぐらいのような答弁がございました。その年齢の根拠を教えていただきたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  服部室長。 ○服部生涯学習室長  23歳と完全に今決定しているわけではございませんが、その方向で検討しているという段階です。その根拠はと申しますと、一般質問の答弁でもございましたと思いますが、高校生の離職率、高校生が就職してから3年以内の離職率が非常に高いという実態がございます。そして、その23歳というのは、大学を卒業した程度の年齢といったこともかかわりがあるんですが、そのあたりを含めて支援していきたいと考えておるところでございます。それ以上になってきますと、実態の把握が非常に難しいという状況もございます。したがいまして、もちろん子ども総合支援室さんも18歳で物理的にぷっつんと切ってしまうということはないと聞いております。現に大学1年、大学2年生の相談も受け付けているやに伺っております。したがいまして、まだ補導センターですが、支援センターとなって相談業務やユースアドバイザーが生きるそういう体制になった場合には、めどとして二十二、三歳ということを想定しておりまして、状況に応じて24歳、25歳、フォロー支援は必要かと考えております。また、それ以後、福祉機関がございますので、関係機関に連携していく。また、県とも連携していくと。とりあえずそこが急務かなと考えておるところでございます。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  すみません、ありがとうございました。実質的、今、相談を受けているのは37歳の青年なんですけどね。大体ずうっとさかのぼっていくと、中学生ぐらいから引きこもりだったりとか、いろんな部分の可能性が考えられるわけですよ。でも、今みたいに子ども総合支援室がきちっとしていない中でだんだん成長していっている現状なわけですから、そういう意味で、何で23歳って、高校生の離職率のそれだけを対象にするのかなと思ったもんですから。ただ、きちっとしたそういう今、あいが設置されて、障害者の部分の相談体制は本当にありがたいなあと。設置充実されるようになりました。でも、若干異常ありと思われるような健常者の方の相談体制が福祉部門になっておりますので、そういう面もあわせた形で相談体制の充実をお願いしたいなと思いますので、すみません。 ○宮崎勝郎委員長  ほかにありましたら、10分間休憩をとります。皆さん、まだありますか。
                    (発言する者あり) ○宮崎勝郎委員長  それなら、10分間休憩します。                午後3時20分  休 憩                午後3時28分  再 開 ○宮崎勝郎委員長  委員会を再開いたします。  大井委員。 ○大井捷夫委員  本会議でも、今、池田委員の方からも話がありました。20年度からスタートしました若者支援の整備モデル事業の展開ですね。本会議でも申し上げたけれども、やはりこれは子ども総合支援室の活動、それから教育長が言われた青少年育成の評価ということで新たに指定されたわけなんですけれども、市長が言われる子ども総合支援室のセンター化というのが、まだ具体的にどういうことをやられるのかよくわからないんだけれども、このモデル事業は、やはり亀山として取り組んできたものとうまく連携をして展開していかないと、僕はできないんじゃないかと思います。そういう視点で保健福祉部の方も、きょう市長さんも来てみえるものですから、いろいろと庁内で十分検討してもらっていると思うけれども、これからまだまだ展開していくやつやもんだから、改めてこの委員会でもひとつその辺のこれらの思いを聞かせていただきたい。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井市長。 ○櫻井市長  本会議でもご答弁をさせていただきました。やはり今日まで子ども総合支援室の取り組みというのは非常に価値があったと思っておりますし、多くの保護者の皆さん、子供さんの悩み、さまざまなそれにしっかりとこたえてきていただいたと思っております。これは本当に今もセンター化という方向へ、それはやはりその機能をより充実して、より今、多様で件数もふえてきておりますが、これに対して十分こたえられる、そういう体制を強化していくと、こういう趣旨で今後努力をさせていただきたいと考えております。一方で、今度は先ほどもお話がありました、じゃ、18歳から二十二、三歳ぐいまでの若者支援、これにつきましても、今日までの総合子どもセンターで培ってきたノウハウ、あるいはさらに新たな視点を加えて、これも亀山独自でその若者支援の体制をしっかりつくり上げていくと。これらが両輪相まって、それこそ幼少期から二十二、三歳の若者まで継ぎ目なくこれがつながってバックアップ体制をとれるような機能をぜひつくり上げてまいりたいと思っておりまして、具体的なこと、今後それを詰めていく作業の中で努力をいたしていきたいというふうに思っておりますので、またご理解、ご指導、ご支援をお願いいたしたいと思っています。 ○宮崎勝郎委員長  大井委員。 ○大井捷夫委員  頑張っていただいた志村さんの方からも一言お願いしたい。 ○宮崎勝郎委員長  志村室長。 ○志村子ども総合支援室長  センター化のことにつきましては、これから議論を深めていくところですので、今のところ、この4年間、子ども総合支援室でお仕事させていただいたことも含めてなんですが、センター化のセンターが何を指すかといいますと、私は箱物というか、建物のセンターというよりは、やっぱり機能のセンター化というところにあるのかというふうにひとつ思っております。それは何かといいますと、これまでの流れを考えますと、例えば子ども総合支援室そのものを拡充したりとか人材をふすというよりも、やはり大分4年間仕事をしてきた中で、学校の先生方も保育園、幼稚園の先生方も、あるいは子供に携わるいろんな方々がスキルアップをしてこられたというのが一定の事実としてありまして、最近はむしろ関係機関や市の内外からは、その辺のあたりの評価をいただくことが多くなってきたという現状が一つあります。その意味では、さらにこれから推し進めていくべきことは、各関係機関、子供というのは機関の人材育成を含めてスキルアップをさらに図っていく中で、子ども総合支援室はそこの指導的、監修的立場としてセンター化していくべきではないかというふうに私個人としては考えている次第でございます。  あと、ちょっと教育委員会のことですので、部外者がいろいろ言うのも申しわけないのですが、先日、大井委員提言いただきましたように、実は若者支援の問題というのは、子ども総合支援の話が逆に予防的な立場になりますので、ゼロ歳からきちっと支援をしていくと、やはり18歳を越えたときの問題が著しく抑えられるという予防的観点からバックアップ、連携をさせていただきたいというふうに考えているのが一つあります。  あと、23歳、22歳までに限定しているというのは、これは逆に18歳から23歳ぐらいまでの青少年の問題というのは、精神医学的問題との鑑別が非常に大事なケースが多いと思いますので、まずはそこを重点的にする中で、それ以降のステージの方については扱っていくべきという意味で、重点的に23歳までをするというふうに多分意図されたんだというふうに私は解釈しております。やはり15歳から二十二、三歳までの青少年の問題というか、本当に精神科的な問題との関連が大きいので、連携という意味では、まず池田委員おっしゃっていただいているようなあいとの連携を図る中で、一つの事例の鑑別をきちっとしていく。そのための生活支援をするということがやはり重要で、そのときに子ども総合支援室の過去のケースと照合しながら、トータルに育ちを見ていくべきでないかなというふうに考えております。 ○宮崎勝郎委員長  大井委員。 ○大井捷夫委員  ひとつ福祉、教育との連携を十分とって、市長、よろしくお願いしたいと思います。終わります。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  今、パブリックコメントが5本ホームページに張りついております。その中で、ちょっと2点聞きたいんですけど、1点は福祉部に関係する高齢者の福祉計画、障害者の福祉計画という形でありますが、資料として20年9月16日に委員会資料としていただいておる中の部分で、しっかりと成果と課題が報告されているんですよね。そういう部分を踏まえて今、パブリックコメントにホームページに張りついているものの結果だと思うんですけど、現実は、しっかりと福祉計画、年次的に18年、19年、20年という形の中で、数値目標がどのページについても大体書かれております。でも、今回のパブリックコメントを見ていくと、非常に数値目標的な分野が隠れちゃっているんですね。数値の部分の数値がないんですよ。だから、一番何を反省し、課題として、今後何に向けて検討していかないといけないのかという今後の対策という部分が、しっかりと3年の終点を見据えた上で、今度はこうやって反省の上に立ってやるという、例えばこの介護実習教室の部分で18年に回数が15回やると250人、3年間で15回を3回分けて250人やるという部分の中でも、実際はこれの反省点においては、1個だけ言います、時間がないのでね。高齢者の尊厳が守られる包括的な支援が受けられるまちづくりの1項目めだけなんですが、本当に必要な介護の方は、家族をうちに残して出席しにくい状況であるため、介護施設での開催を積極的に進めていくことが求められるというコメントをしているんですよ。現実の部分のこの中では、18年1回、11人が参加、19年には1回で13人が参加という形の中で、これではいけないということで、社会福祉法人にお願いをしたということで、20年には8回できて59人の参加、当初15回やる予定が250人が大幅に、ここには数字が21、22年、23年という形で載っておりますが、しっかりとこうやって見直した時点で、もうちょっと三つの施設がある中で、こういう具体的にどこの施設でもデイサービスに行ったときに、その家族に対しての教室を開いていくとかという視点が、どの箇所においても非常に抜けているような部分を思います。その点の部分と、それから、前回せっかくスーパーコードを導入していただいた。それで、その読み取り。せめて概要版ぐらい、スーパーコードを張りつけていくべきだと思うけど、その部分が何もパブリックコメントの中には触れてないんですが、その点、お聞かせ願いたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  田中室長。 ○田中高齢・障害支援室長  池田委員さんの方から、計画の関係でちょっとご質問いただきましたが、高齢者の今回立てております計画につきましては、前回、計画を立てたときには、老人保健法、それから老人福祉法という二つの法律が絡んでおりました。今回、老人保健法が健康増進法と法律名が変わってきたわけでございます。今回策定しましたのが老人福祉法に基づく計画というふうな形の中で、老人福祉事業に関する事業量の目標、その方策、そういったものを定めるものというふうな形になってきておりまして、高齢者福祉の計画として3年間でやっていくべき事項、それについて重点的にそういうふうな計画を立てるという形の中で、各関係しております室に出ていただきまして、ワーキング、幹事会、それから検討委員会というような形でこの計画を立ててきたところでございまして、先ほど言いましたように、その3年間でどうしてもこの部分だけはやりたいというふうな部分については細かく掲載をさせていただいております。保健の部分は、今、計画としては、先ほど言いました健康増進法の方へ移ったということもございますので、今、保健に関する計画が当市には、今までこの高齢者の保健福祉計画の中で見ておりましたので、その大筋の部分については記載をさせていただきました。その部分で数値目標が若干少なくなってきているというふうな部分がございます。  それと、それぞれ数値目標につきましては掲げさせていただける部分については上げさせていただいたというふうに思っておりますが、どうしても数値的に難しい部分もございますので、そういう部分については、若干言葉の方で進めていくというふうな形になっているところもございます。  それと、障害者の計画につきましては、前回二つの計画を立てております。11年間の計画、障害者基本法に基づきます障害者福祉計画、それから自立支援法に基づきますところの3年を1期とする障害福祉計画、これを前回立てまして、このうち今回立てましたのが自立支援法に基づく3年間の計画第2期分という形でございますので、障害者の11年間の計画についてはそのまま生きております。したがいまして、今回、障害の計画につきましては、21年から23年までの3年間で、その障害者の福祉施策のそういうサービスの見込み量、それから方策、そういったものを掲げるような形になっておりまして、国の指針に基づいた中で計画を立てるというふうな形になっております。その指針に沿った形の中で、障害者福祉の3年間のサービスの見込み量、それからその見込み量に対する方策について掲げさせていただいているというところでございます。  それからもう1点、スーパーコードのお話もございました。これは本冊の方をスーパーコードを入れるとなりますと大変なことになってまいりますので、概要版を策定する予定にしております。その概要版につきましては、両計画ともスーパーコードを入れる予定にしております。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  ありがとうございました。現実的に、こういう資料というのは、年が変わっちゃうと、また私たちも委員会が変わると消えていっちゃうんですよね、保存しているだけで。こういう本は残っていくんですね。だから、ともすると、当局の部分は、こういうきちっとした中に入れたがらない、そういう傾向があろうかと思いますので、できる限り、しっかりと担当者としてみれば掌握していただいて現状もつかんでいただいておりますので、計画の段階できちっとした数値を入れていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それと、あともう1点、福祉計画、今回5本、交通のバリアフリーとか、いろいろと何本もあります。その年度でつくるということは、何も3月までとは限ってなくて、でも、大体計画は3月なんですね、一遍に上がってくるのが。12月だっていいと思うんです。だから、それは大変な準備段階があるのかもしれませんけれども、合併して17年で3年間見直すと20年、また総合計画ができて21年というと、本当に計画が30本くらいあるわけですよ。3本、7本、20本、24本とね。だから、そういうふうですごくここの年度年度がこれから3年、5年という間の中に重なっていくと思いますので、担当者と担当課との調整の部門と、視点として男女比4割にもっていくというようなことがその都度の中に入れていけないものなのかなと、今回、交通バリアフリーでも、それぞれの専門分野、また、市民からも入れていきたいとパブリックコメントなんかにありますけれども、そういうときのコメントの中に、男女比の登用を40%ぐらいで持っていきたいとかという一言が必要なんじゃないかなと思っているんですけど、その部分の考え方をお願いしたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  小坂副市長。 ○小坂副市長  大体ご質問は二つの要素だと拝聴しました。  一つ目は、要するに合併をしました。総合計画を立てました。そこにいわばこういうこともやりたい、こういうこともやろうという一つの目標を掲げましたから、実はきのうの産建の委員会でもよく似たお話を賜っています。ですので、一気に今までチャレンジしたことのないようなプランまでいっぱい出てきております。そういった面では、これはぜひとも、私の口から言うのもおかしいんですが、職員もかなり勉強もし、前向きに取り組んではもらっておると。ただ、予算が年度単位の予算であったり、2年間にわたる債務負担を組んでありましても、そういう計画の中でいきますので、仕上がってくるときはどどっと、正直言って塊のようになると。たまたま今年度は特に集中する年なんだと思います。でも、来年とか再来年になると、新市長ができて、また新しいものが出てくれば、それなりのものがまたわいて出てくるだろうと思いますけど、しかし、それらにひるまずにチャレンジする職員像というものはひとつまた応援をしてあげてほしいと。大変甘ったれたと言われるかもしれませんが、ご支援のほどをお願いしたいと思います。ですので、パブリックコメントに出すということも、従来なかった、昨年まではやってこなかったことでございます。パブリックコメントに自分たちの作品を出すということは。ダイレクトに市民からのいわば意見を受けとめるという感覚も職員は養っておるところですので、一時期そういうふうに団体で固まっておるように見えて、もっと工夫があってもいいんじゃないのというご質問の意図はよくわかりますが、今精いっぱいやらせていただいているので、これから先がまたそういった面で訓練を今受けておりますので、しばらく見守ってやってほしいと、これが1点目でございます。  それから二つ目は、要するに例えば男女の参画の比率、女性の参画比率を40なら40と例えば、横ぐしをいろんなプランの中に通したらいかがかと、こういうふうなお話だと思います。通すべき横ぐしは、男女共同参画もあれば、さまざまな市民共同参画もあれば、いろんな安全・安心の横ぐしもありましょうし、通すべき横ぐしがたくさんありますけれども、その計画の中にふさわしい最も重要な横ぐしは、掲げていくようなプランづくりのときには、それなりのセンスを持つことが大事なことだろうと。これは心がけてまいりたいと思います。すみません、ご答弁になりましたかどうか。 ○宮崎勝郎委員長  池田委員。 ○池田依子委員  ありがとうございました。いろんな横ぐしがありますけど、大事なのは、男女共同参画の視点に立った男女比ということをおわかりいただきたいと思いますので。それで、本当にパブリックコメントに市民のコメントを要求、考えていらっしゃるなら、こんなたくさんになってくると、本当に市民がパブリックコメントをしやすいような状況だろうかと思うわけです。自分で見ていてね。だから、関心の高い人というのは、すべての中に関心が高いもんですから、そういう一つのパブリックコメントを求めるんであれば、市民が意見が言いやすいような配慮をお願いしたいなあと思いまして、終わりたいと思います。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  ついでに聞きたいけど、小・中学校のトイレ改修はことしになっておるわな。残る2校ということですけれども、あと残り2校って、どこやな。トイレ改修。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  トイレの改修でございますけれども、あと2校は昼生小学校と神辺小学校でございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それで、ことしのトイレの改修はどんな様式。便座式かしゃがむんか。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  各学校ごとに聞き取りを行いまして、洋式を中心に、どうしても和式が欲しいというところもございますので一部和式にしたところもございますけれども、洋式がほとんどでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  その改修したところで、洋式のところで、夏場はいいけど、冬場は冷たいところが多々あると聞いておるんやけれども、そんなことないかな。みんなちゃんとぬくたあしてもらってあるのかい。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  すべて暖房便座でございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  すべて、間違いないか。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  和式はついておりませんので、洋式は全部、暖房便座です。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  すべて暖房便座になっておるな。いいな。なってないところはあらへんな。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  はい。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  そうかい。なってないところがあるぞ。  それから、関中も暖房便座をしてくれてあるんやな。亀中も。 ○宮崎勝郎委員長  広森室長。 ○広森教育総務室長  もちろんでございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それから2点目、21年度の児童・生徒・園児の学級数見込み、平成21年2月1日現在の、特別支援の児童数が小学校で46名、中学校で24名、合計70名やな。ことしやったな。マンツーマンでやっておったのが、70が40に減ったわな。これは保育園と幼稚園は数が書いてないけれども、幼稚園は大体、介助の必要な子供さんは今何人お見えになるの。保育園も何人見えるの。今の実態で、小・中学校は、どうも財務が銭を出さんで、人員削減であれやけれども、やっぱりマンツーマンでやるのがいいのかどうかということで、どうも財務と教委と、1人お願いしたら、月に十何万かかるわな。 ○宮崎勝郎委員長  ちょっと最初の質問に答弁をもらう。  井上室長。 ○井上学校教育室長  ちょっと今、数字的なこと、資料を持ち合わせておらないんですが、たしか今ご指摘のように、小・中学校におきましては、介助員1人に対して子供1人、介助員1人に対して子供2人、1人に対して3人というような三つの配置の仕方を行いました。財政的なことというふうなこともおっしゃられましたけれども、我々としましては、より適切な介助のあり方を研究していく中で、必ずしも従来の亀山型の1対1の介助のあり方が是ではないというふうな判断のもとに、1対1、1対2、1対3の導入をさせていただいたところです。それから幼稚園につきましては、1対1という格好での配置が現実となっております。 ○宮崎勝郎委員長  保育園は。保育園も聞いたけど。  岩﨑室長。 ○岩﨑地域福祉室長  保育園でございますけれども、重度のお子さんにつきましては1対1、中度は2対1、軽度は3対1ということで加配保育士をつけております。これはすべて資格を持った保育士で対応させていただいております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  保育士。数字はわかる。 ○宮崎勝郎委員長  岩﨑室長。 ○岩﨑地域福祉室長  十数人だと思いますが、ちょっと今、数字は確認しておりますけれども。 ○櫻井清蔵委員  幼稚園は。 ○宮崎勝郎委員長  幼稚園、今、調べておる。わからんで。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それでやっぱりうまいこといっていますかな、今のやり方で。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  教育委員会としましては、うまくスムーズに進んでおるというふうにとらえております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  保護者の反応も聞いた。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  それぞれの保護者からの、あなたのお子さんの介助員の人についてどういうふうに受けとめてみえますかというような聞き取りはいたしておりません。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  またそこらを含めて、保育園、幼稚園からそうやけども、当然、小・中学校までどうしても必要になってくるんやでな。それから福祉と教育と連携してもらって、そこら辺を人員的にきちっと、度合いがわからんでな、その判定する人の。その判定員って、お見えになるんかな。 ○宮崎勝郎委員長  井上室長。 ○井上学校教育室長  実際の作業としましては、子ども総合支援室にも随分お世話になりながら、教育委員会の担当と、それから子ども総合支援室にいます教育委員会と兼務しておる指導主事、さらには子ども総合支援室の職員というような格好で、十分子供の観察もしながら配置をしてきておるというふうなのが実態だろうと考えております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  市長に一言言っておきたいんやけど、一遍その数字も把握して、各部・室や教育委員会から報告を受けて、適正配置がなされておるかということを一遍予算編成時のときに確認しておいてほしい、これは。そうせんと、困るのは親やし、そして健常者の子供たちも困る場合があるのやわ。そこは一遍ちゃんと見ておいてほしいわな。確認してください。 ○宮崎勝郎委員長  ちょっと資料が出ましたので、これについての説明をお願いしたいと思います。  教育次長。 ○水野教育次長  西野公園の耐震補強と大規模改修工事についての補正に関しての資料を作成いたしました。まず、耐震補強、大規模改修工事の内訳でございます。当初予算額の4億3,200万円の内訳がここに記載の数字でございます。それに監理等委託料を加えまして、事業費としては4億3,850万円、財源としてはその下に記載のとおりでございます。今回補正いたしまして、まずその内訳は差額の部分のとおりでございまして、小計欄7,389万円は今回補正減している数字でございます。監理等委託料についても補正減額しているものでございます。あと、国庫支出金につきましては、当初、この耐震補強の部分の3分の1を計上しておりましたが、補正後の数字で約1,089万5,000円になっております。この下がった中での一つのものとしまして、請負比率による補助金の減額が約210万円減となっております。市債につきましては、一般財源と振りかえております。以上でございます。 ○宮崎勝郎委員長  資料の説明が終わりました。ありますか。  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  それこそ工事入札差金の扱いでいくと、どういうふうに見たらいいのやな、これ。7,389万円と見たらいいの。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  今回の補正で減額しておる工事請負費が7,389万円でございます。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  いや、だから、入札差金はどこやと言っておるの。 ○宮崎勝郎委員長  水野教育次長。 ○水野教育次長  入札差金の分を減額しております。 ○宮崎勝郎委員長  櫻井委員。 ○櫻井清蔵委員  7,389万円が入札差金やったということやな。
    宮崎勝郎委員長  教育次長。 ○水野教育次長  この数字は予算の数字でございますので、現在の契約額としてはこれから300万、当初の請負としてはこれよりもまだ300万少なくなっておりますけれども、ただ、一部電気工事を除いて変更も出ております。その辺の予算も若干残っていますので、この数字になっております。 ○宮崎勝郎委員長  よろしいか。  それなら、ここらで閉じたいたいと思います。  設定時間は3時の予定でございましたが、皆さんのご熱心なるご審議のおかげで、ただいま閉会したいと思います。どうもご苦労さまでした。                午後4時02分  閉 会 亀山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。   平成 21 年 3 月 17 日          教育民生委員会委員長  宮 崎 勝 郎...